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区社協の歩行杖交付

坂部智子

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テーマ:仕事のはなし

先日訪問したAさん(86歳 女性、要介護2、独居)
かなり足元がおぼつかなくなってきているが、
歩行器を使用するのは、イヤとのこと。
現在、いやいやながら使用している歩行補助杖は、“100均”で購入したモノのよう・・・
細くて、つくと しなる・・・
同行していたケアマネと、
「区役所でもらえる杖のほうがしっかりしているし安全なのでは・・・」と話した。

改めて確認した。
(70歳以上の人は区役所に行ったら無料で杖がもらえる・・・と思っていたので)
(役所でもらった・・・と 高齢者の方々もそうおっしゃる・・・)

社会福祉協議会(区役所の中に入っている)の事業(善意銀行=寄付金により)で
各区それぞれ独自対応とのこと。

私が住んでいる須磨区社会福祉協議会では、
区内在住の70歳以上であれば、無料で交付される。
ただし、一回のみ。
同様なのが 垂水区、中央区、灘区、北区

東灘区は、今年の5月11日で杖交付事業は終了。

Aさんの居住する長田区は、無料交付は2010年度で終了(寄付が減少したため)。
今は、区内在住の70歳以上であれば、1本500円
70歳未満や再交付であれば1000円 とのこと。
(ただし、先ゴムは、交付された杖をもっていけば、何回でも無料で交換してくれる)

ありがたい事業だと改めて実感。
社会福祉協議会は、各区それぞれ全く独立した組織であるため、
居住区によって、違いがある。

必要な正しい情報を伝えて、うまく活用できるように
今さらながら、無知を反省。
しっかりアンテナはっていかなければ。

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