徘徊対策の現状
先日訪問したAさん(89歳 女性 要介護2 独居)
コンパクトに折りたたみが出来るタイプの歩行器(ヘルシーワンTR)を
レンタルされている。
現在の使用状況を確認すると
使用場所は・・・室内のみ(折りたたみをしたことはない)
使用目的・・・和室を横切るなど、壁ぎわ以外を移動する時の支え
モノを持って移動する場合の物入れ
・・・ヘルシーワンの利点(軽い、たたむとコンパクト)が活かされることはない。
むしろ、欠点(支えとしては華奢、物入れの袋が小さい)のみが強調されている・・・。
Aさんが、歩行器を便利に使いたいと思っている一番の状況は、
毎朝、流しで洗顔をするので、お風呂場から洗面器やらの一式を
楽に安全に持ち運びたい・・・ということ。
今は、袋に洗面器が入らないので、両手でハンドルを握って
小指で洗面器の縁をひっかけ なんとかそろそろ移動している・・・そう
もともと手に力が入らず、しびれているので 洗面器を持っている小指に感覚はない。
落としたら拾えないし・・・
一番必要なのは、“ワゴン”としての機能と思われる どうみても・・・
ワゴンとして活用でき、さらに安定感もあるもの・・・
レッツゴーか、ニューセルフウォーカーをデモ機でお試しいただくことにした。
(しかし、固定ブレーキがない・・・安定感・・・・は少々不安・・・)
目的として、何を優先するか、
プラス何より、身体状況に見合った安全性の確保。
一から また選定が始まる。