沁みついて
81歳の父が毎朝5時から はりきって手入れをしている畑で、
もう夏野菜が実をつけだした・・・らしい(私は行かないので、見てない)
「あんまり大きくならんうちに採ってきて!」と、要望だけはちゃっかり言う。
小ぶりの、みずみずしいきゅうりが、昨日は2本、今朝は3本・・・とやってくる。
そのままかじってもおいしい。
私の得意は、さくさく大き目の乱切りにして、
ゴマ油とお醤油に、一味唐辛子をドパっと入れたのに漬け込む・・・やつ。
(と言っても、いつも かけたらすぐに食べている)
(お酢は適当に入れたり、入れなかったり・・・)
きゅうりが あればあるだけ、いくらでも食べられる。
昨日、父が、“コープさん”で「たたききゅうりの素(?)」というのを見つけたらしく、
律儀に、めん棒できゅうりを叩き割り、きっちり大匙で量って漬け込んでいた。
ふたをあけて、つまんでみた。
おいしいっ!!
「味見~」と言いながら、気が付けば、器の中身ほぼ全部食べてしまった。
「今年のきゅうりは上出来や!!」と、父はとてもうれしそう。
この、一日数本収穫される次期というのが、一番よくて、
もう、これでもかというぐらい、開けても暮れてもきゅうりまみれになるほどの
収穫時期というのが、そのうちやってくる。(ありがたい話ですが)
ほぼ同時に、なすも、トマトも、ゴーヤも・・・
また、せっせと野菜を担いで 近所やあちこちに配って歩くんやろな・・・
去年よりさらに料理に腕を振るいだした父なので
今年の夏の食卓はとても楽しみ。
私も、父任せでなく たまには料理もしよっかな・・・と思いつつ