目が離せない
久しぶりに住宅改修の仕事をいただいた。
早速、本日 現場調査にうかがった。
認知症が進んできた母の介護や、これまでに出会った何人もの利用者さんの暮らしぶりから、
自分自身の 住宅改修に向ける目線というのが、またちょっと変わった気がする。
変わったというより、さらにシンプルになったというか・・・
身体状況上、介護状況上、環境上、動線上の必要な手すりを考えるときに、
・無いと困る手すり= 無いと危険
・あったらいい手すり = あると安全が増す
・あってもいい手すり = あると動作が楽、スムーズ
・無くていい手すり = スペースを奪う、動作を制限するなど が、ある。
実際、身体状況も介護状況も刻々と変わる。
その時に必要なモノ も、変わるのだ。
今回のAさんは、要支援2なこともあり、
無いと困る手すり のみでプランを立てることにした。
内部障害による体調の変化が大きいので
どの状態をベースにするか・・・で、“無いと困る”基準も変わる
いろいろお話を伺う中で
「体調はよくないが、なんとか自分で動こうとする状態」をベースに決める。
体調がいい時は、特に何も必要ないし、
体調が悪いと、動く気にならないので寝たまま、全介助となる とのこと。
無理をしてでも、自分でやってみようという気になる、自分でしたほうが気が楽というような、
そのサポートのための住宅改修 手すりの取り付け となるように。
・門扉から玄関までの外階段(段差 不揃いで5段)、
・玄関上り框(段差23cm)、
・トイレの中側(立ち上がり補助&出入り時の支え)、
・浴室の中側(出入り時&浴槽出入りの支え) の 4か所でプランを立てることにした。
またこの項続くで、
選定理由など詳しく書いていきます。