母がショートステイ中は
いつも私が家に帰ると、父が、玄関から奥に向かって母に「ともこ帰ったで~」と叫ぶ。
部屋に入ると、母が、けっこう満面の笑みで「あ~帰った~」と迎えてくれていた。
言葉がもうあまり出なくなってからも、母のそのうれしそうな顔を見ると
疲れが吹き飛ぶ(というほど働いてないですが・・・)という感じ。
それが、この土曜日は、「ただいま~」といそいそ部屋に入っても、
母は、ちらっとこっちを見るだけ。
「は~??」みたいな顔・・・
さすがに、ちょっとさみしいな。
しかし、それだけ、昼間に父と過ごす時間が満ち足りている・・・のだろう。
まだ、相変わらず父の動作はぎこちないですが。
気持ちとしては、焦らずあせらず・・・と自分に言い聞かせているのもわかるけど
やっぱり、ざつい・・・し・・・(小姑か・・・)
それでも、なんというか、これが“夫婦の絆”なんかな・・・とも思う。
安心して、父にいろいろしてもらっている母。
突然、「殺す気ぃか~~!!!」と叫ぶこともあるが・・・
そんな時は、父が下手にひっぱったりした時。
あまりのでかい声に、もしかしたらご近所で、やばいうわさになってたりして・・・
あれこれ注文をつけてはいるけれど、
この2週間の父の頑張りには、頭が下がる。(心からそう思っている)
ようやくここから、セカンドステージかな。
最初の、基本的な信頼関係作りというところは、
予想をはるかに超えたところで クリアした父です。
(この期間の長さは、腹のくくり具合によると感じている。)