いよいよ夏野菜
夢といっても、夜見る「夢」のこと。
他の人が、どんな夢をみるのか・・・ということを知らないので
自分がみる「夢」でだけの経験なのですが・・・
現実の状況と、夢の中の状況には“時差”がある・・・というはなし。
昔、自分が入院していた時、現実は全く動けなくて寝たきりだったけれど
夢に出てくる自分は、フツーに歩いて、走って、動き回っていた。
それが、いつの頃からか、夢の中の自分が「いやいや・・・歩けないねん・・・」
というようなセリフを吐いていたのを、起きてからも覚えていて、なんだかとてもショックだった
・・・・という記憶がある。
母の認知症が進んで、現実はどんどん変わっても、夢の中での母は昔のしゃきしゃきした母だったのに、
もう今は夢の中も、現実に追いついてしまった・・・
褥瘡ができて、ずっとあれこれ今後の段取りやいろんなことを考えているから
そのまま夢にも反映されたのだろうと思うけど。
古の、万葉集や百人一首の恋歌に、(話が飛ぶ)
恋しい人が夢に現れたのは、その人が自分を想ってくれているから・・・というようなのがある。
自分がずっとその人のことを想っているから夢に見ただけ・・・であっても、
そういう風に受け取って心ときめかせる・・・という、純な、ある意味で楽観性がないと
その時代、恋なんてやってられない・・・ということか・・・
なんの話やったか・・・・
そう、私は、夢の中でも押しつぶされかけで、ちょと情けない・・・と苦笑い。
今日訪問した先のAさん
ほとんど動けない奥さんの介護をしてもう16年・・・とのこと。
介護自体が大変とかつらいとかは全然ないけど、
話しができないことが、寂しい・・・と、ポツリとおっしゃった。
仕方ないけどな・・・と笑うその笑顔はとてもおだやかだった。
まだまだまだまだ、そこには遠い。