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何をしていくか

坂部智子

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テーマ:日々ねた

このところずっと、折にふれ、考えていることがある。
発端は友達とのやりとり。
私が返した答えは、
「できるかどうかは置いといて、希望としたら
明日死ぬのでも、一年でも、10年でも、同じように日を過ごしたい・・・」ということ。
(わからん話でスミマセン)

突然起こる作業中の事故や、雪での事故・・・連日の報道を見るにつけ、
おそらく、その前の日までフツーに同じようにニュースを見て、
もしかしたら、「危ないな~」、「気をつけな~」などと思っていたかもしれない。
まさか、それが自分に起こるなどとは思うことなく。

本当に、いつ何が起こるかわからない。
日に日に、母の「全く立てない」という時が増えている。
全く動けなくなることが起こるかもしれない。
(上述の事故と違って、よっぽど高い確率で、近いうちに・・・)

プロフェッショナルの言葉にあった、
「どうにもならんことはどうにもならん」をかみしめながら。

なんというか、大切なコト、守りたいコトがあると、増えると
知らず知らずのうちに、心の中に、なんかわからん「恐れ」が生まれて
自分の心が固く小さく縮こまる、そんな気がする。

そうならないように、できるだけ、あっけらかんと、澱まずに、生きれるように
「明日死ぬのでも、一年でも、10年でも、同じように日を過ごしたい・・・」などと望むのだ。
(究極の“きれいごと”だけど、かなり真面目に望んでいる)
本やTVや、人とのやりとりや、様々なことから、エネルギーを補給しつつ。
(戦国時代の武将の妻の話など、けっこう効く。 いつも“死”が身近にある中での暮らし・・・)

このコラムでは、ホントに、ここまで書いていいのか・・・というぐらい、何でも書いている。
私にとって、文章を書くことによる「完了と浄化」。
自分をちょっと突き放して見ることで、そこから這い上がるため。

よく、人からは、「勝手に元気になってる」と言われる。
落ち込んでいるのかも・・・となんとなく、ちょっとはわかるけど、
本当にしんどい時は、自分からは絶対何も言わなくて、
あれこれ気に病んでいる間に、なんか、知らん間に立ち直って、元気になっている・・・と。
「心配し甲斐がない」らしい。

うまく伝えられないけど、「心配し甲斐がない」と見えるぐらいになれていることは、
自分としては、ちょっと『へへっ』(やった~)という感じもあるのですが。
(強くなりたいので。)

もちろん、勝手に元気になんてなっていない。
見える形でも、見えないとこでも、いっぱいいろいろもらって、その波動で
少しずつ修復されているのだ。

だから、
それだけ、いろいろもらっているから、
「痛み」にも、なんとか、向き合えたらと思うのだ。
なんというか、
「抱え込む」ことの辛さが、出会う人たちの、その姿が、本当に堪えるから。

何もできない自分が、はがゆい。
ただ、少しの時間、話を聞くだけしかできない。
そこで出てくる言葉の何十倍もの痛みが、深い深いところから絶えずドクドクあふれているようで。
自分が何もできないと、落ち込むことすら傲慢に思える。

今日は、具体的なAさんの例を上げられないけれど、
たくさんたくさんのAさんたちのこと。
そして、心というものの、生きるということの、やっかいさ。

強くなりたい。
う~ん、ちょっと違うか・・・
タフになりたい(ここに微妙な差があるのです)。

何をしていくか、
まずこの自分の弱さを、狡さを、受け止めるところから。
誰かに何かを・・・というには、遥か手前の手前の段階・・・

ずっと、取り組んでいくために、
本当に、タフでありたい。
(とてつもなくハードルの高い理想です・・・)

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