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介護ロボットの活用

坂部智子

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テーマ:日々ねた

ロボット開発技術の進歩は目覚ましいようで、「お着替えロボット」というのがあるらしい。
教わった動作をもとに自ら試行錯誤しながら、相手にあわせた動きで
服を着せることができる「介護ロボット」らしい。

どんなロボットができたらいいか・・・というので、友人とあれこれ盛り上がる。
人がしたほうが簡単で早いこと、
ロボットに任せた方が、簡単で早いこと
もちろん“相手”(動作を受ける側)にとっての快適さが何より重要ですが・・・

仕事で出会う方々にも、いろいろ聞いてみた。
思ったほど、ロボットがやった方がいいということは出てこない。
「介護」に関わる動作は、加減が必要なことばかり・・・ということ。
「加減」イコール「思いやり」とも言える。

介護職の人から一番多かったのは、思わず納得したけれど、書類関係の処理ロボット。
要は記録を書いてほしいということ。
(笑いながらの雑談レベルの話ですので、念のため・・・・)

直接人と関わる部分をロボットに代行してもらうのではなくて、
簡素化できれば、効率化できればそれに越したことがない・・・という部分。
記録は大切だけれど、記録にある文章の充実度合と、
実際に行われている内容とは必ずしも合致しない・・・のも現実・・・

私もそんなロボットなら欲しいぞ。
ノートに書いてある、単語やメモ書きを、サ~っとスキャンでなぞると
枠内に収まる正しい日本語の文章に変換されて出来上がる・・・というようなの・・・

介護職の人手不足、過重労働の問題などなど、様々なロボットの登場によって、
改めて、大切なことが何なのか、見えてくるように思える。


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