8000回を目標に
11月11日は、介護の日(いい日、いい日)・・・らしい・・・・
(参照 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0728-2.html)
“介護”の仕事をしているモノが、・・・らしい・・・というのもなんですが、
正直、まだ「ポッキーの日」のほうが、記憶にある・・・・というところ。
昨日のコラムにもかぶるけれど、
そもそも、介護とは何ぞや・・・というところに、今は捕まってしまっている。
先入観の無いところで、物事をとらえ直すために、まず、「介護」とは辞書で調べてみた。
(・・・・こういうところは、マジメである)
驚いたことに、手元の「岩波国語辞典第三版」には、「介護」という記載がない。
あるのは、「悔悟」、「改悟」、「解語」・・・
(昭和54年発行・・・古いか?・・・)
仕方がないので、ネットの辞書検索をすると、
介護=[名](スル)病人などを介抱し看護すること・・・・とある。
がっくし・・・
他になんかないかと、長らく開いたことのない、「介護支援専門員実務研修テキスト」をのぞく。
いきなり、「介護保険制度の理念」から始まる。
(目的)
介護保険法第1条
この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり
入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等に
ついて、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことが
できるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の
理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、
もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。
長いし、意味わかりづらいですが、あえてそのまま載せました。
テキストはこの説明として、介護保険制度の制度上の基本理念は「介護の社会化」です という。
そして、サービス提供面での基本理念は「自立支援」です という。
以下抜粋
「高齢者が尊厳ある生活を送るためには、その人の主体性が尊重される必要があります。
たとえ、身体的・精神的な障害のある高齢者であっても、可能な限り、その人の持つ人生観や
価値観に即した生活が送れるよう、その人の自立を社会的に支援することが、
介護サービスの基本でなければなりません。」
「介護に従事する一人ひとりが、常に高齢者を尊重し、日々研鑽を積みながら
これを実現していく必要があります」
・・・・これを実現することが、少なくとも法律上では求められているということ。
で、具体的には、じゃあどうすればいいの・・・となると、
途端に、個別のサービス提供になってしまう・・・というのが現実のように思える。
そもそも理念とは、そういうものなんでしょうか
・・・さらにますます捕まってしまったような・・・・
しかし、目の前に、仕事がある。
現実は、もっと、生きて、動いて、重く、深く、際限がない・・・
・・・この項、折にふれ で、続きマス。