人を傷つけるのは
2011年の65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合は、23.3%となり、過去最高を更新。ほぼ4人に1人となっているとのこと。
我が家は、3人に2人が高齢者(後期の)やん~と笑う。
しかも、(世間でもけっこう多いと思われる)老夫婦と未婚の娘という世帯である。
その高齢者家庭の、“敬老の日”のひとこま。
背景
先週、事務所で栗をいただいた。
と、友達に話していたら、「栗剥き器」を持ってるから貸してくれるという。
「いいよ~そんなたいそうな~」と言うと、「そら、あんたが剥くんとちゃうもんな~」と
厳しい(正しい)指摘を受けた。
(確かに、栗に限らず、皮をむくという作業全般が苦手。甲羅も。
不器用ではないが、果てしなくとろいので、疲れ果てる。かつ、飽きる・・・
ので、やりたくない・・・・)
我が家のシェフとして、すっかりその地位を定着させた父が
きっと何とか上手くやってくれるものと、安心しきっている。
しかし、まあ、せっかく敬老の日なので、労働は“シェア”することにして、
友人からの、「皮剥き器」と「レシピ」で、「栗ごはん」をつくることになりました。
食卓椅子に座って、父が「皮剥き器」で固い皮を剥き、
私が渋皮をナイフで剥く・・・という作業を仲良くやりました。
固いし、手は痛いし、けっこう時間がかかったけど
その作業の間、母は自分の席に座って 二人の様子をずっと見ていました。
ガサゴソしかけると、栗を転がして見せたり、一緒に歌ったりしながら。
(時間がかかった原因は、私が「レシピ」をサッと、ななめ読みをしたため、
「剝く前に、1時間ほど栗を水に浸ける」というのを飛ばしていたせいでした・・・スミマセン・・・)
そして、ふっくらほっこりと栗ごはんは炊き上がりました。
一緒に(もちろん母も)作ったことが何より(笑)。
(しげジイは、次回さらなるバージョンアップを狙っているようです。)