沁みついて
一昨日、ここ“アスタ新長田”での定例会「オールインワンクラブ」に久しぶりに参加した。
今回は「サイエンスカフェ」ということで、神戸映画資料館(アスタ1番館2階)に集まり、
「宇宙を語ろう」というテーマで、教授さんのお話をいろいろ伺った。
(こういう話は大好きなので、早々に参加を決めていた)
太陽のこと、太陽系、銀河系の話。
そして、「もう一つの地球を探す」という様々な取り組みについて。
この広い宇宙の中に 地球と似た環境の星があって、そこに生命が存在し、
しかも文明を築いている・・・・という確率は途方もなく低いようだけれど
1995年に、似た環境の星が見つかって以来、
地球外生命の探索が 地道にこつこつと続けられているとのこと。
素朴な疑問、
「そういう星が見つかったら、どうするのか?」ときいてみた。
意外にも、「見つかった時のことまでは 考えてないようだ・・・」とのお答え。
「とても見つかるとは思われていない」ことから、「見つかったらいいな~」で
探すことが目的になっているようだとのこと。
私は、小学生の時にUFOを見たことがあるので
(久しぶりに話がぶっとぶコラムとなります)
地球外生命の存在というのは、フツーに信じている。
そこで、思ったこと。
そんなすごい苦労をして探さなくても、地球にやってきている彼ら(宇宙人ですね)に
「どこからきたんですか?」と聞けばいいだけやん。
宇宙物理や、天文学や・・・というより、単にコミュニケーションの問題・・・・ということになるので、
「テーマ」からズレそうで(すでにズレているが)、その場で発言することは、やめたのでした。
教授さんの締めくくりの言葉。
「サイエンスをテーマにしているが、環境や人、自分のことなどを
改めて見つめなおし、考えていく機会になれば」とのことでした。
考えている。
上述の小学生の時から
どうやってコミュニケーションをとるかということを ずっと真剣に考えてきた。
日本語は無理。エイゴも役に立たない。
(という理屈で 英語学習にあまり意欲がわかなかったのでした・・・)
ゼスチャーかイラストで伝えるか・・・
どこから来たかききたい。
よかったら、連れて行ってほしい。
必ずまた送ってきてくれな困るけど・・・
しかし、歓迎していると伝えていいのか
(外国からでも“りょうくうしんぱん”となるということもぼんやりとはわかっていた)
もしも、大挙して移住?や侵略?にこられても困るし、
今後の交流の窓口をどうするのか、同盟を結ぶのはだれか・・・などなど
そこが問題や・・・と真剣に考えていた。
いつまでもこの地球人同士で ちまちま争っている場合ではないと、
地球連邦政府になってくれれば・・・・と“ハーロック”を見ては思っていた。
あれから随分と年月も立ち、科学の進歩もありながら、
地球外生命がもし見つかったとしても、
上述の素朴な疑問が 案外そのまま現在でもネックになっているのでは・・・
という 妙な確信(?)をもち、
これからも(懲りずに)しっかり考えていかな~と思えた勉強会でした。
たのしかった。