聞き入れる魔法
ぼちぼちお盆の帰省がはじまっているようです。
「ともべぇ」は、特にお盆休みはありませんが、
「孫らが帰ってくるねん~」と嬉しそうにおっしゃるお客様も多くて
やはりこの時期、あまり押しかけるのもなんですので、
事務所で、山盛りの事務仕事をこなしています・・・・。
前にコラムで、夏バテもあるかもしれないけれど、
ここ半年ほどの間の変化に驚いた・・・というケースを書いた。
お盆の帰省がお正月以来というパターンは多いかと思う。
毎週訪問しているヘルパーさんが気づかないように、
しょっちゅう会っていたらかえってわからない変化があるかもしれないので、
今回、帰省されるにあたっては、
久しぶりに会うご高齢者の方がいらっしゃったら、ちょっと意識して、
あちこちチェックされることをおすすめします。
体調の変化は、最初のひと目でけっこうわかる。
なんかいつもと違う・・・というのは、まず当たっている。
通院状況、服薬状況・・・
着ているもの、身だしなみ、足取り・・・・
家の片付きよう・・・
季節のものが 出しっぱなしになってないか・・・
買い置き食品の種類、量・・・
ゴミの分別がきちんとできているか・・・
会話に、新たによく出てくるようになったフレーズがないか・・・
「忘れた」「いつやったかな」「覚えてないわ」「めんどくさい」「しんどい」・・・
怒りっぽくなってないか(感情が激しくなってないか・・・)
もちろん、単に暑くてしんどいだけ・・・ということもある。
くれぐれも、何で・・・と問い詰めたり、説教したりすることのないように。
こちらも、老いを受け取る第一歩であるかもしれない。
気づくことができたら、対応策はいくらでもあるので。
久しぶりに会う その大切な時間を どうぞ有意義に過ごされますように。