心配する側になって
玄関に飾っているピンクの薔薇が 今朝もまだきれいに咲いていた。
そう、あの クリスマスに サンタの(三田の)おじさんが贈ってくださった、
30本の薔薇の 最後の5本です。
(事務所に持って行ってた赤い薔薇は、年末で事務所が閉まる前に、
一週間で花びらをむしって乾燥させた。
くっきり色鮮やかな ポプリとなりました。)
このピンクの薔薇たちは、まもなく一ヵ月になるけれど、しゃんと しっかり咲いています。
花の水を変えたのは せいぜい3回ぐらい。
茎を少し切って、ついていた「花の延命剤」をいれて、
冷気で満たされている玄関に置いている だけ。
「延命剤」の成分を見ると、
ブドウ糖、PH管理剤、腐敗防止剤 とある。
ふむふむ・・・・
昔読んだ本の登場人物が、
好きな女性のタイプとして・・・花の水を変えられる女性~ と言ってたのがあって
なるほど・・・と思ったことがある。
もらってすぐの何日かは 花に意識が向くけれど
日が経つにつれて いつしかほったらかしに・・・
最後は、ばさっと枯れた束を捨ててた・・・というのがいつものパターン。
これではあかんと思って、(単純なので)
最後の一本になるまで、まめに水を変え、茎を切り、花器を変えて慈しみ、
気分もさわやかに 飾っていた・・・時もある。
楽になったな~
手をかけずして きれいに長持ち。
「花のある暮らし」というのは 「ゆとり」の象徴のように思えて
あこがれながらも ついつい 縁遠くしていたけれど
たとえささやかな 花一輪でも こんなにきれいに咲き続けるなら
我が家流の「花のある暮らし」も 実現できそう。
花の好きな母は きっと喜ぶやろな。