自画自賛ノート その1
小さいころ 祖母がよく「口は災いのもと」やら「ものも言いようで角が立つ」やら、
諺を駆使して 私ら孫たちの「ものの言いよう」をいさめてくれていた。
私はしゃべりがとろい方なので、あまり口でのトラブルはなくきてるけど、
実際、思ったことはハッキリ言うほうだし、けっこう毒も吐いているので反省することが多い。
人と関わる仕事をしていると、本当に 言葉の一つ一つが大切やし
もっともっと心をこめて口にできたらと いつも思う。
(このコラムの文章もそうやけど)
さっき、父親が車で事故をした。
(私は営業中で、たまたま自転車で通りすがり 遭遇した)
バイクと接触。悪いのは後方確認が不十分だった父。100%悪い。
(バイクのかたは けがなくて本当によかったです。お時間もとらせてしまいほんとに申し訳なかったです。)
ただ、動転した父が、車を降りて倒れたバイクを起こそうとしてアクセルをふかしてしまい、
自分の口をぶつけて歯を折ったらしく 口の中が血まみれになっていた。
(会った瞬間 どんな事故をやらかしたのか 正直びっくりした)
公務に来はった方々、一通りの検分やら聴取をして、バイクの人に「けがはないですか」と何度も丁寧に応対されていたので、
つい私が横で「父の口はえらいことや」と呟いてしまった。
ら、いっせいに「それは個人のミスによるので一切関係ない」と返された。
そこに来てた3人に いっせいに。
「個人のミス」!
たしかにそうです。
倒れたバイクを、あわてて起こそうとして怪我しただけです。
『ブチッ!』(日々は比較的おだやかな私の感情が切れた音)
「じゃあ わざわざ起こさずにほっといたらよかったんですね」と言うと、
「そうです」やって。
正しいことを言ってはります。
けど、他に言い方はないんかいっ
と思ってしまいました。
まあ 本当にたいした事故でなくてよかったです。
なによりそのことに感謝です。
(といいながら 別のとこではなんか腑に落ちんな~と思ってる未熟者の私です)
HA-・・・