兄妹
伯母が亡くなって 久し振りに親戚が集まった。
何年振りかに出会った いとこ達が おじやおば(それぞれの親達)に
そっくりになっていて 驚いた。
前に会ってからずいぶん経つので お互いの変貌には おののきながらも
誰かはすぐわかるなあと盛り上がった。
父方のいとこの中では 私が一番下だったので、この年になっても やっぱり ちびっこな扱いのままで
缶けりで泣いた話やら 細っこくて いっつもピーピー言ってたというような話になる。
(すでに成人してるいとこの子供達からの不審な視線に 照れ笑いでした。)
たまに顔を合わすのが 身内の誰かの仏事というのが やるせない。
(早く慶事で集まらしてくれと 思わぬとこから横やりが入ったり)
誰にも順番が回ってくる。
「散る桜 残る桜も散る桜」
やね。