防水シーツ
昨日、傘の先ゴムの話を書いたことで、
今までの 福祉用具の安全な選び方についてのこだわりからしたら、
なんか違うんでは・・・ との感想をいただきました。
やっぱり きたか というところ。
福祉用具と名乗っているものである限り、
例えば シルバーカーや杖もそうなんですが、
その人の身体状況や生活環境や使う目的も踏まえて
とことんの選定をします。
傘に先ゴムをつけて使う提案は、
福祉用具の使用をのぞまない人に 不便をあきらめてもらわないため。
100でなくても せめて、ゼロは選んでもらわないため。
私の感覚なので 伝えるのは難しいですが、
福祉用具とは名乗ってほしくない 中途半端なもの
(具体的にどんな人が使用するのか モデルが選べないものや、
実際に使用している様子がイメージできないもの、
どんな不便が解消できるのか結果が描けないもの、
ユニバーサルを目指しすぎて改善すべき差が弱まったもの など)は
選定する商品のうちには含めていないです。
なので、選択の範囲は 巷に出回っている商品からすると、おのずと限られてしまいます。
そこで 重要なのが、あるもの(使い慣れた物)+アイデア です。
そうして創りだしたものは まさにその人にとって 必然であり 究極のオーダーメードです。
その話をしたかったんです。
追々 いろんなアイデア用具で お話していきますね。
坂部 智子