chatGPTと経営コンサルタント その6:【丸秘】AIでコンサルティング提案書の作成の仕方
こんにちは。「専門家を使う専門家」のコラムの翻訳者、えりかです。
今回のコラムでは、“具体的な課題に対するアプローチの違い”についてのお話です。
このコラムの大きなポイントは、“経営コンサルタントと技神ではどういう違いがあるか”ということです。
そこで、課題ごとに特徴を認識することが重要です。
さて、専門家を使う専門家の話が始まります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今回は前回の~経営コンサルタントと技神の比較~その1 判断する7つのポイント(https://mbp-japan.com/hyogo/takarada/column/5127979/)
の続編として、具体的な課題とそれを解決するために経営コンサルタントと技神ではどのような違がでたのか、4つの事例を述べます。
課題解決の事例―1「鋳物のひけ不良の低減」
◆【経営コンサルタント活用】
指導方法・・・細部まで徹底した不良分析の指導と改善案の作成指導から実行計画の立案と実行フォロー
期間・・・1年間(実行フォローまで入れると2から3年間)
日常業務以外の負荷・・・約30%の負荷の上乗せ
成果・・・不良の低減のための改善案
◇【技神活用】
指導方法・・・知見と経験による不良の低減のための仮説提示とその説明を行い、企業側がGOの場合、実行段階まで寄り添って指導
期間・・・3カ月間(部分的な不良の場合は3日間の場合も)
日常業務以外の負荷・・・ほとんどない
成果・・・不良の低減によるロス金額の減少
課題解決の事例―2「生産管理」
◆【経営コンサルタント活用】
指導方法・・・1テーマを絞り実施
例えば、「生産管理改善活動の指導」など。生産管理におけるロスを主とした問題点の抽出と改善案の作成指導と実行計画の立案と実行フォロー。絞ったテーマ以外は別契約で違うコンサルタントが対応する。
期間・・・1年間(実行フォローまで入れると2年間)
日常業務以外の負荷・・・約30%の負荷の上乗せ
成果・・・生産管理の改善案
◇【技神活用】
指導方法・・・生産面全般に知見と経験のある専門家による、複数テーマ同時進行による現場でのタイムリーで具体的な解決方法の指導
期間・・・1年間で契約更新
日常業務以外の負荷・・・社内のメンバーの業務支援を行うのでむしろ負荷低減になる場合もある
成果・・・生産管理、在庫削減、不良低減、生産のリードタイム削減など複数テーマでの具体的な改善の実行と実施
課題解決の事例―3「新規事業の企画」
◆【経営コンサルタント活用】
指導方法・・・新規事業の探索テーマの調査(調査会社の活用)と社内リソース(製品や技術、サービスなど)を整理して顕在化させ、将来の世の中のニーズと企業が持つシーズをマッチングさせて取り組むテーマを複数書き出し、実行計画の作成を行う。
期間・・・1年間(実行フォローまで入れると2年間)
日常業務以外の負荷・・・約30%の負荷の上乗せ。追加で作業人員の確保も必要。
成果・・・新規事業の企画案
◇【技神活用】
指導方法・・・新規事業分野でターゲットとする業界での技術的な実務経験者、ないし経営経験者による業界知識の注入とその業界の抱えている困り事の説明を行い、社内にある技術を単品ではなくその組み合わせにより、困り事を解決できるのではないかと言う仮説提案を行う。また、具体的な課題を抱えている企業の紹介と同行による詳しいニーズの吸い上げ支援とそのソリューションの構築支援。
期間・・・フェーズを区切って契約し、3カ月ごとに契約更新
日常業務以外の負荷・・・社内のメンバーの業務支援を行うのでむしろ負荷低減になる場合もある。
成果・・・新規事業として取り組む具体的なターゲットとする企業名と解決の対象となる課題とそれを解決する自社技術によるソリューション提案が作成される。
課題解決の事例―4「購買コストの低減」
◆【経営コンサルタント活用】
指導方法・・・購入品と外注品に分けて仕入れ先名を入れた購入金額のパレート図を作成し、金額の上位20%で購入金額の80%を占めると言う鳥観図の作成を行う。そして具体的な購入品を何点か取り上げてコスト分析の指導を行う。現状の購入価格とコスト分析した結果の乖離を求め、その差を縮めるための交渉戦略の指導とロールプレイングを指導する。具体的な商談には経営コンサルタントは参加しない。
期間・・・1年間(実行フォローまで入れると2年間)
日常業務以外の負荷・・・約30%の負荷の上乗せ。追加でコスト分析作業をする人員の確保も必要。
成果・・・購入品のコスト低減案(既に購入先と新価格の合意ができた場合は、実際に安くなった金額で購入できるものもある。)
◇【技神活用】
指導方法・・・購買活動での先進企業での技術的な実務経験者、ないし経営経験者によるベンチマーク価格の提示による購入ロスコスト想定金額(つまり世間相場より高く買っている購入品の顕在化)の発見。良品を購入するという考え方を注入し、購入品の品質責任も購買でオペレーションすることをおさえた上で購入先と価格交渉する。また、新しい調達先の具体的なご紹介は海外調達先も含めて行う。海外調達の仕方を初歩から指導する。
期間・・・フェーズを区切って契約し、3カ月ごとに契約更新
日常業務以外の負荷・・・若干のデータ整理の負荷がある
成果・・・購買コスト低減のための新しい取引先企業の開発と現行購入先に対しては品質保証の順守(「良品を買う」という思想)につながる。現行購入先に対しては新しい購入先との比較による価格交渉が可能となり、供給を前提とした上で価格低減ができる。
さて、如何でしょうか。
外部人材の活用として、経営コンサルタントと技神はそれぞれの特徴を活かした使い分けが必要ですね。
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