~コンサルタントの選び方~固有技術と管理技術のどちらのコンサルタントを選べばいいの?
こんにちは。「専門家を使う専門家」のコラムの翻訳者、えりかです。
今回のコラムでは、“コンサルティング業界での二刀流”についてのお話です。
このコラムの大きなポイントは、“コンサルタントを選ぶ時、固有技術と管理技術を間違えないように!”ということです。
そこで、コンサルタントに向ける質問、を考えることが重要です。
さて、専門家を使う専門家の話が始まります。
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ベーブルース以来の快挙、「2桁勝利2桁本塁打」 大谷翔平さん、達成おめでとうございます。投手として10勝、打者として25本の本塁打は素晴らしいものですね。
さて、コンサルタント業界の中で二刀流と言えば、専門の固有技術を持ちながら、それを如何に無駄なく効率的に使うかと言う管理技術を持っている方を言います。
例えば、ポンプに関しての設計技術では誰にも負けないものをお持ちで、当然、ポンプの設計では無駄なく効率的に行う術を持ち、かつ対象がポンプ以外のものでも無駄なく効率的に行うことができる方です。
この「無駄なく効率的に」と言う言葉を紐解いてみますと、製品を無駄なく効率的に設計、製造することすなわちコストダウンになり、ある業務を無駄なく効率的に行うことは業務改革になります。また、生産面では無駄なく効率的に行うことは生産性向上になります。
実態として、コンサルタント業界の中では、固有技術の専門分野を指導する方は技術士あるいは技術コンサルタントを名乗り活躍されています。反対に管理技術を得意とするのはいわゆる経営コンサルタントとして活躍されています。
さて、企業側から見た場合、今抱えている課題でなかなか社内だけではできないと思われ、外部に相談しようとしたら、どこに相談したらよいのか迷われますね。
以前のコラムで書きました、「固有技術」と「管理技術」を間違えてコンサルタントを選んだ例 https://mbp-japan.com/hyogo/takarada/column/5089740/
で述べていますように、間違えますと成果がでたかどうかわからないうちに、しかも何年も経ってからコンサル指導が終了し、感想としては、「コンサルタントはまあこんなものか。我々が自力でがんばらなくてはならない、という意識改革にはなったかな。」と言う結果に終わってしまいます。こうなってしまえば、二度と外部を活用する気にはなれませんね。
コンサルタントを選択する場合、企業側が抱えている課題をコンサルタントにぶつけて質問する時に、決して言ってはならない質問語がありますので覚えておいてください。
それは、「この課題は解決できますか。」→「できますか」と言う単語です。経営コンサルタントは常に「どうしたらできるか」を考える集団ですので、「できない理由を考えるよりもどうしたらできるかを考える。」教育が徹底されています。つまり、経営コンサルタントは「できません。」とは言わないのです。
例えば、前述のコラム 「固有技術」と「管理技術」を間違えてコンサルタントを選んだ例 に記しました「鋳物の品質不良の低減」という課題について、経営コンサルタントは自身の持つ管理技術の手法=無駄なく効率的に行うプログラムに当てはめ、それを実行することにより企業側の英知を引き出し解決に導くアプローチをしました。しかし、ここで問題なのは「鋳物の品質不良の低減」の最大のキーである「製品のひけ巣」に対して何ら経験・知見を持っていなかったために長い年月とかなりのコンサルティング料、そしてこの会社の従業員の膨大な時間を投入したことは事実です。
それでは、このようなコンサルタントの選び間違いを防ぐためにはどのような質問をすれば良いのでしょうか。
ずばり言います「できるとやったことに分けて回答してください。」
とコンサルタントに質問してください。コンサルタントから「やったことはありませんが、どうしたらできるかの指導を致します。」と言う回答でしたら、そこでお断りになられることをお勧めします。また、それでも「大丈夫です。何とかします。」と言うのでしたら、そのコンサルタントは全く固有技術がわからないか、固有技術の重要性をなめています。
反対に「固有技術は得意分野がありますが管理技術は不得意です。」と言う根っからの技術者のコンサルタントもいます。彼らは正直で、自分の専門分野以外のことは受けません。彼らの専門分野にピンポイントでミートする課題であれば、依頼することをお勧めします。
このように「企業課題」とそれを解決できるコンサルタントの選定は非常に難しいものです。
私たちの技神はこの部分で他にはないノウハウがあります。それはマッチングではなくブレンドであるという他のどこにもない、経験に培われたノウハウです。詳しくはコラム コンサルタントの特質とうまく活用するノウハウ https://mbp-japan.com/hyogo/takarada/column/5090597/
をご覧ください。
技神の中には、ここでご紹介したポンプの固有技術を持たれて、かつその固有技術を無駄なく効率的に行うためにどうするかを日々研鑽され、結果としてポンプと類似の製品、プラントであればコストダウンと効率化の指導ができる、その貴重なノウハウを構築された方もいます。全くかけ離れた固有技術が必要な分野は難しいですが、技神の経験した固有技術と近い分野の課題であれば、経営コンサルタントにはできない固有技術を読み取っての管理技術の活用での指導ができます。
言わば、技術の二刀流です。
技神の以外の他にはない特徴ですね。
固有技術と管理技術の二刀流ができる専門家は技神にいます!
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