女性のライフサイクルとアイデンティティ~そして日々のあれこれと”
本当に伝えたいことは「伝わる」?
「伝えるって難しいです」
「伝えるって難しいです」と、ご相談中におっしゃる方が多いようです。
「それ!伝えたいと思って伝えている?」
例えばそこで・・・。
先日、口裂け女・都市伝説のテーマの番組が放送されていましたので「伝える(伝わる)」を考える材料として連想・関連させてみたいと思います。
口から口へと語り伝えることを「口承」と呼びます 例)「民間に口承されてきた説話」一般の人々により語られ信じられている口承の一種に都市伝説と呼ばれるものがありますが、実際にありえないような話に真実味や不安等が加わり真実として語られます。
口裂け女がブームになったのは私が小学生の頃。その頃、怖ければ話題にしなければ良いのですが、同級生達とドキドキしながら盛り上がるという現象であったでしょうか。
私達は恐ろしいながらも、信じ難い噂話から自分なりのイメージを自由に膨らませ楽しんでいたのではないかと思います。
というのは人間は、例えば目に見えていない耳だけでキャッチした事柄は、特に自分で想像して映像化し、その画(ヒト・モノ・コト)を頭の中で動かせるわけですが。(実際のところ口避け女は見てないわけですからね。本当に見ていたら怖すぎです。)
又、当時昭和の時代。若者の中で深夜ラジオ番組を聞く事が流行していました。聞いた話を基に頭の中の要素を映像化し、動かせるわけですね。そして口から口へと、各自がイメージして伝達していた都市伝説等々も、豊富に紹介されていたという具合です。
そのような中当時想像力たくましく聞く・聴く力=聴覚が研ぎ澄まされたのではないかなと思うのです(又、全国で瞬く間に広まった口裂け女の伝説。聞いた話を次にイメージ図(イラスト)にする等=視覚に訴える表現をしてみた人も居たでしょうね)
そうです。なんとしても「ドキドキ・ワクワク怖いもの見たさ・得体の知れない欲求をどうにか変換させたかった」のかもしれません。そういう事で、「伝えたい!」を軸に、自分の元々持っている素の能力(五感・感覚器官や感性)をシンプルに駆使し表現した時期だったのではないかと思うのです。勿論文明が現在のように行き届いていなかったわけで、そうするしか武器となる伝達ツールがなかっただけ・・とも言えますが・・。
よって ⇒⇒ 50年程経過した現在も。全国の人々を震撼させ、しかしながらエンターテーメント的にも人々の心を動かせた伝説として、例えば口裂け女さんはアナザーストーリとして語られる深みがあるのではないだろうか・・・と私なりに考えます。
まとめ
「情報の発信や開示・提示」の前に、そこに自分の中から「何としても伝えたい!」が垣間見えること」私達は、情報の中にそんな、実は透けて見えたりもする「前後背景や玉ねぎの芯のような核部分」や「発信者が確りそこに在る/居る(あるべき姿)こと」を求めていたりしますね。受け取る側は、表面上のサラサラ流暢な話し方や理解しやすいだけの情報や、決め事のみを欲しているわけではないですね。 これら「オンライン〇〇」がブームの今だからこそ、再認識し「伝える=伝わる」になるよう、マインドや技術を今一度整えてみるのも良いかもしれませんね。
さて、皆さんどう思われますか?~ 宜しければ一緒に考えましょう~
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