SILIMの思い

今回は前回に引き続き、友人や身近な人の相談にのり、力になれない自分に無力感などを感じる時、どうすればいいのかについてお話しいきます。
無力感ややるせなさを感じると悲しみやショックを感じとても辛いと思います。
特に身近な友人などが相手になるとその辛さも増すように思います。
ではどうすればいいのか。。。
私、カウンセラーとして思うのは、人の悩みを解決するのは難しいとあらかじめ感じておくことが大切だということです。
何かしてあげたい・力になりたいと思うのはとても素晴らしくなかなかできないことです。それほど大切な相手を大切にしてあげてほしいです。そんな相手があなたのそばにいることも素敵なことだと思います。
ですが、実際に相談にのるとそんな風にはなかなか思いにくいのも事実だと思います。
そもそも、人のこころの相談や悩みというのは人にどうかできるものなんでしょうか??
私は相手の話を親身に聴いて、相手に話すことで”スッキリ”を感じてもらえることがまずのステップだと考えます。スッキリのみでは、何も解決には至っていたいように見えるかもしれません。ですが、話をする本人にとって、話を聴いてくれているあなたにどんな風にいてほしいのかや話をすることでどんな気持ちになれたらいいと思っているのかによっては、話すことで”解決”を求めていないこともあるのではないでしょうか??
ただただ、聴いてほしい、そばに話せる人がいることを実感したいという人もいるのではないでしょうか?
なので、私は相手がどんなことをあなた自身に求めているのかを知り、その中でできることを親身にすることがまず相手にとって”安心”につながるのではないでしょうか。
相談したい相手にとって、この人に相談しようと思えるほど、あなたには魅力があるんだと私は思いますよ^^
ここで、参考になるかはわかりませんが少しお話しますね。
実は、カウンセリングというのは身近な存在(家族や友人など)に対するカウンセリングは行わないことになっているんです。
これは、プロのカウンセラーとして、相談者の安全やペースを守るなどいろんな理由がありなっていることなんです。(相談ベースなら、聴くこともありますよ)
そもそもカウンセラーとしても、悩みや相談にのることでカウンセラーが解決していく、もしくは解決できるとは考えていないのです。ベースは何よりも、相談者なんです。
相談者が、ただ聴いてほしいや一緒に考えてほしいなどの思いを尊重していきます。
後に自分の力で解決などができるよう一緒にサポートしていくのが、カウンセリングのできることの一つだと思います。
相談されると必ず解決しないと思うのも当然の気持ちだと思います。
そこで一旦考えてほしいのは、~あなたに相談している人は、あなたに何を求めているのかを確認する~ことです。
それによっては、あなたの相談にのる態度や聴き方も変わってくるのではないでしょうか?



