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「なぜ、パートナーは子育てに参加してくれないの?!どうしたらいいの??」【後編】

横田純一

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今回のコラムは前回の続きになります。「なぜ、パートナーは子育てに参加してくれないの?!どうしたらいいの??」について後編をお届けしていきます。

このテーマは、本当にあるあるのように思います。
私自身の相談・カウンセリング経験から見ても多いテーマの一つだと思います。

それほど家庭内(夫婦間)で起こりやすいことでもあるのかなと感じています。

なぜこんな風に夫婦間で感じてしまうのでしょうか??
ここからは私の考えになります。

一つとしては、お互いの価値観や考え方に違いがあるため

もう一つは、お互いの中での”正解(こうあるべき)”を強調しすぎているのかもしれない

それぞれを少し説明していきますね。
人は、それぞれ違った価値観や考えを持っています。これらは幼少期から積み重ねられてきていると言われています。ただその中には”変わらないもの”と”変わっていくもの”の価値観や考えがあると思います。それは生きている中でいろんな出会いや経験の中で、「あ、この考え方いいな」などと感じアップデートされていくものもあると考えからです。
変わらないものというのは、それほど自分の中で納得し自信もあるようなものなのかもしれません。

そして、お互いの中にある”正解”と書きましたが、ある意味人の中にある「こうあるべきだ」という固定概念も関係しているのではないかと思います。
例えば、子育てに関して、それぞれ思っていることや抱いている理想、イメージに違いが大きくあると、やはり衝突が起こると思います。
お互いに、あるべき論を出しあうとお互いにヒートアップし、意欲ややる気を下げることにもなるかもしれません。

ここで押さえておきたいのは、子育てに参加しないということが興味や関心がないということとイコールではないということです。
これもあくまで私個人の考えです。
人は、口から出ることが全て自分が思っていることすべてではないと思います。また人にはそれぞれの考えや思い、イメージをどんなことにも持っていると思います。
なので、ここで大切なのは”共有しあ合う”ということだと思います。

できればこれは、ヒートアップする前にできるいいかなと思います。
今回は、子育てに関してなので、それぞれの子育てに関する思いや考え、イメージをお互いに知っておくことで事前に知り合えることや大きなショックの軽減にもつながりやすいのではないかと思います。
ただここで注意もあるんです。
共有し合うということは、話し合うことにおなると思います。当然お互いの考えを出し合うので、「え、そんなんあり??」や「それはさすがに」などといった感情も出てくるかもしれません。そこで意見を返してもより波が立つかもしれません。
なので、今の共有し合う時間はお互いに出し合う時間として、それぞれに対する思いやお互いの意見をすり合わせるのは、別時間を設定するのもお互いに落ち着く時間を作り冷静に話し合えるきっかけになるかもしれません。
そして、どんな人でも一回の場ですべてを出せるとは限りません、その場の雰囲気などで言いにくいこともあるでしょう。なので、お互いの思いやイメージを共有し合う場は定期的や感じた時にアップデートし合うことも一つかもしれません。

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横田純一(心理カウンセラー)

SILIM

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