SILIMの思い

今回は前回の”五月病”の予防法についてできそうなことについてお話ししていこうと思います。
ここで初めにお伝えしておきます。
予防と聞くと、必ずこれをするとかからないといったように感じるかもしれませんが、こころの症状に関して”必ず”ということはないと考えています。
ですが、辛い気持ちやしんどいときどうすれば少しでも楽になるかを考えておくことが、予防のように症状を和らげたり”あらかじめわかっておく”という強みがいかされるかもしれません。
いくつかのできそうなことをお伝えしていきますね。
・”無理”なことは、無理だと表現する
・誰かに愚痴や思いを聴いてもらう
・できること、できないことを分けて整理する
・自分が無理なくできる”ストレス発散方法”を知っておく
・生活スタイル(食事・睡眠など)を再度見つめなおしてみる
これらが私の考える方法の一つです。
大切なのは、これらを”行う”のではなく、”我慢・無理をし過ぎない”ということなのです。
新生活などでウキウキや挑戦と楽しみな気持ちや、より一層頑張ろうとエネルギーをいっぱい使うタイミングは、五月とは言わずどこでも起こりえます。
頑張れること楽しめることはとても素晴らしいことです。
ただ、エネルギーや気持ちにも限界というものはあります。突然、エンストのようにしんどくなることがあると思います。五月病は、誰にでも起こりえることなのです。
なので、もし五月病かも??と気づいたり感じた時は、医療機関へ相談してみてください。
また、予め自分のストレス発散方法などに関して、”考えて置けること(準備できること)”は先に考えておくことで、焦らずにその時の自分により向きやすくなるきっかけになるかもしれません。



