SILIMの思い

今回は、前回のあいづち、うなずきに引き続き②をお届けしていこうと思います。
①でもお話したように、あいづち・うなずき一つで聴き手の印象や話し手のスッキリ感に違いが生まれやすいと思います。
それはどんなところを工夫していけばいいのでしょうか?
私が考えるのは、~話し手のペース・表情・声のトーンに合わせる~です。
相手が話している際、(友達の場合)できるだけ目や顔周辺を見ながら話を聴いてほしいのです。やはり、話し手としても視線が合わないことや違うところを見ながら聴いている様子一つで、信頼感や親近感が薄れやすいと思います。
表情や声のトーンに関しては、話し手がしんどいのに、ハイトーンなどなトーンであいづちなどをすると、お互いに”ズレ”が生じると思います。
ズレが大きくなればなるほど、その修復には時間もかかりますし、何より話し手のスッキリ感も減っていくように思います。
だからこそ、あいづちについては、相手の話の内容の中で聴き手がわからないことやイメージしにくいことに関して「それって、どういうこと??」などと確認をしていくことで、聴き手も状況がイメージしやすく、そこでの「なるほど。それは確かに。。。」などと、強く話し手にも近くで聴いてくれていると感じやすいと思います。
そして、うなずきも必ずしないといけないものでもないと思います。
ポイントなのは、量と質なんだと思うんです。
これを伝えると「当たり前やん」となると思うのですが、やはりここも大切なんだと思います。
なので、ここでどのように量や質を判断していくかは、やはり話し手の表情などノンバーバルな部分だと思います。
大切なのは、話し手に取って不快なく話をしてもらうことだと思います。
ついつい、友達や身内などの話を聴く中で、あいづちだけやうなずきだけで聴いていることが多いと思います。
話し手にとって、よりスッキリ感を持ってもらえるよう今回お話たようなことを少し参考していただくことでよりよい対話のきっかけになるかもしれません。



