SILIMの思い

みなさん、突然ですが今までに”カタルシス”という言葉を聞いたことはありますか?
カタルシスとは、哲学や心理学の分野で使われやすい言葉の一つになります。
哲学や心理学の本や学びをされてきたことのある方は、一度耳にされたり目にされたことがる言葉ではないかなと思います。
今回は、このカタルシスについてと、このカタルシスが現在の生活にどう活かすことができるのかを一緒に考えていければと思います。
”カタルシス”は、分かりやすい言葉でいうと「浄化」という意味になります。
みなさん、浄化と聞くとどんなイメージを抱きますか??
一度考えてみてください。
私は浄化と聞いて、あるものがスッとなくなる、や軽くなる、浮くなどようなイメージを抱きます。
みなさん自身のイメージはいかがだったでしょうか?
みなさんが感じたイメージを大切にしてくださいね^^
そして、このカタルシスというのは心理学の分野では昔から多くの学者が様々な分野を研究する中で発言してきた言葉でもあります。
”フロイト”という人を聞いたことはありませんか?
実は、ジークムント・フロイトという学者も研究の中でこの言葉を使っていたんですよ。
心理学の中で、カタルシスとは”カタルシス効果”とも表現されます。
カタルシス効果とは、こころの中に感じている苦しみ、辛い体験をその際に感じた感情や葛藤とともに表現することでこころの緊張を解くと言われています。
もう少し砕いて表現すると、誰かに自分の苦しい思いや経験を話すことで、一時的なリラックス感のことと表現されます。
では、この感覚や効果を現実の生活の中でどう活かしていけるのでしょうか?
次回のコラムで、一緒に考えていければと思います。



