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カウンセラーからのこころのしおり①

横田純一

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今回は、前回お伝えした3つの言葉のうち、「病むことは悪いことではない」についてお話ししていければと思います。

そもそも、”病む”という言葉今はほとんどの方がいろんな場面で使われていると思います。
若者から大人まで広く使われているとも思います。

”病む”を使っている時、私の主観ですがやや自分のしんどさを軽くしながら伝えようとしているのではないかと感じます。なぜか。それは「病むわー」や「病んでしまいそう、マジで」などといったフレーズを良く聞くからです。
本当にしんどい時、どうしようもない時、自分の口でしんどいや辛いといった直接的な言葉で伝えるでしょうか?
でも、伝えないままでは自分のしんどさが和らがない、それはしんどいので他の人にまず自分の状況だけでも知ってもらおうと「病みそう」などと予告のような感じで話しているのではないかと思います。

ここで私は思うんです。
”病む”という言葉や状況にネガティブな印象を抱えているのではないかと思います。

私は、病むことが悪いことばかりではないと思います。
初めにお伝えしておきます。
病むことが、しんどいくないと表現しているわけではありません。もちろん、しんどさ辛さなどあると思います。

その上で、病むことは悪いことではないと伝えたいのです。
病む=終わりと感じている人が多いのではないかと思います。みなさんはいかがでしょうか?

病むを言い換えてみると、壁にぶつかったり、傷ついたり、絶望感を味わったり、ショック、諦めなどいろんな状況や原因があった上での”こころのSOS”だと言い換えてみることができると思います。
人は、悩み、傷つきます。
その時とてもつらいです。助けてほしい、孤独感や虚無感を感じてしまうとも思います。
だからといって、そう感じてあなたがもう終わりというわけではないと思います。
まずは、やはりその辛い感情や傷を癒すということが必要だと思います。そのために、いろんな人へ「今、傷ついています!」と伝えるのは素晴らしいことだと思います。
回復してきた後に、次からはこのような感情や経験をしにくいように”どうすればいいのか”や”自分はいま、どんなことで傷つきやすいのか”といった”こころの癖”を知っておくと、ある意味での準備ができると思います。
準備しやすくなると、気持ちの面としてもやや軽くなる部分があるのではないかと思います。
この準備のお手伝いは、こころの話を聴く専門家、カウンセラーと一緒に考えていきませんか?
あなたの今の状況に合った方法を一緒に考えていきます。

あなたは一人ではありませんよ^^
このしおりが辛い時のあなたに少しでも温かいエネルギーとなりますように

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横田純一(心理カウンセラー)

SILIM

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