SILIMの思い

みなさん、今回は前回に引き続き、よくカウンセリングなどで使われている〇〇療法って何なの??の【中編】をお届けしていきます。
中編では、具体的な療法名についていくつか挙げていこうと思います。
それらの療法はどんなところをみているのかなどについては、【後編】でお話していこうと思います。
まず、先にお話しておきますが、ここからあげていく療法に関して詳しく中身の説明はここでは省略させていただきます。
中身の説明に関しては多くの本や情報がすでに出ているかと思います。
なのでここでは簡単にまとめ、次回の後編で療法はカウンセリングなどでどのように使われるのかついてお話していこうと思います。
みなさんにとって、少しでもカウンセリングなどを受ける際の疑問が軽くなればと思っています。
ではさっそく挙げていきますね。
・認知行動療法(CBT:Cognitive - behavioral Therapy)
これは、おそらく多くの方が耳にしたり、本などで目にしたことがあると思います。
これは、行動療法と認知療法が合流して形成された心理療法の総称とされています。特に、人の”行動”と”認知”の働きに着目し、それぞれのこころの問題への解決を図るとされています。
・マインドフルネス
これも良く耳にするかもしれません。実はこれは、認知行動療法の一種なのです。比較的新しい療法の一つとも言えます。
これは”瞑想”と混雑しやすいと思います。ですが、心理療法においては宗教性を除いたものを指すとされています。
・来談者中心療法
この療法は、SILIMが大切にしている療法の一つとも言えます。
特徴的なのは、”相談者の尊重”や”共感的理解”を大切にしながらカウンセリング関係を重視した療法という点です。
・遊戯療法(プレイセラピー)
これは特に児童分野において良く聴かれる言葉かもしれません。
特徴的なのは、”遊びを通して”という部分なのです。
言語発達の部分や人間関係(コミュニケーション)の部分を見ているとも言われています。
・箱庭療法
これは、カウンセリングを受けたことのある方や関心のある方、そうではない方でも一度は聴かれたことがあると思います。
これは、名前にあるように”箱”と”砂”などを使って行います。
他には、SSTやピアカウンセリング、自律訓練法、芸術療法などなどほかにも実は多くの療法が存在しています。
今回は、本当にSILIMが大切にしている部分や多くの方に聞き覚えがあるような療法を挙げていきました。
次回の後編では、これらの療法がなんのためにあるのかについて少しずつお話していければと思います。



