SILIMの思い
みなさん、今回のテーマは少し専門チックな内容に近いかもしれません。できるだけ分かりやすくお話していこうと思います。
それは”カタルシス”についてです。
まずこの言葉を聞かれたことはありますか?
「聞いたことあるけど、意味はあまり。。。」という方も多いのではないでしょうか?
この言葉は、心理学や哲学の分野で使用されている言葉の一つになります。
ここで簡単に”カタルシス”の言葉の意味をお伝えしますね。
調べると、カタルシスとは抑圧されている苦痛や不快な体験を、その際に経験した感情や葛藤とともに表現することにより、症状を改善させたり心の緊張を解く方法であると言われています。また「浄化効果」とも言われたりします。
これだけを聞くだけでも、イメージしづらく分かりづらいと思います。
イメージしづらいかもしれませんが、ここでもう一つお伝えしようと思います。
カタルシスは、カウンセリングの効果の一つとしても考えられているのです。
それはどういうことでしょうか?
まず、カウンセリングの中で大切な言葉があります。それは”傾聴”です。
傾聴に関しては、また後日詳しくお話しできればと思います。
少し簡単にお話しますね。
この傾聴はまず相談に来てくれた方に「ここなら、話せそう」や「聞いてくれそう」などと信頼感や安心を持ってもらえるよう、集中してあなたに耳を傾けていく姿勢のことになります。
このような聴き方で関わることで、抱えている問題や苦しい気持ちを少しずつ表出し適切に触れることで、落ち着きやすくなりやすいと思います。
具体的なイメージとしては、「スッキリした」「話せてよかった、何かが外れたような感じ」などといった表現があると思います。
このように「聞いてもらえた」などと喜びを感じることを”カタルシス効果(浄化作用)”とも言われています。
このような感覚を味わってみませんか?
少しでもあなたにとって、安心やホッとするきっかけやヒントになればと思っています。