SILIMの思い
みなさん、”フラッシュバック”という言葉を聞いたことはありますか?
今回は、フラッシュバックとは何なのか?そしてそのフラッシュバックが起こったときどうすればいいのかについて【前編】【後編】の二編構成でお届けしていきます。
まずは、そもそも”フラッシュバック”とは何でしょう?
最近は、テレビの中にもセリフの一つとしてや本の中にも出てくる言葉の一つだと思います。
「突然、フラッシュバックしてさー」という言葉も聞いたことがある人もいるかと思います。
フラッシュバックとは、トラウマのように感じる出来事の一部や全体をあたかも現実に起こっているかのように感じ、”再体験”することとされています。ここでのポイントは、通常の記憶の想起とは違い、思い出すのは突然起こり感じる感情はその当時とほとんど変わらないということと言われています。
つまり、何かとても怖い、不安、痛い、辛い、苦しいなどの体験(トラウマになるような)をしたことを、時が経ちふとした時に思い出しその当時と同じくらいの苦しいなどの感情などを感じるということなのです。
これを聞いただけでもとても怖い感情になりやすいとも思います。
フラッシュバックの症状としては以下のものがあるとされています。
・悲しい、涙が出る
・辛い、苦しい
・焦る
・恐怖感
・考えることが難しい など
これが起こるのはなぜかというのは、はっきりとはされていませんが、極度のストレスが関係しているとも言われています。
ふとした時に、震災・事故・事件・戦争などを命の危険を伴う体験または目撃したできごとが蘇りやすいとされています。
初めの説明の中にもありましたが、”トラウマ”というものを簡単にここで整理しておきますね。人にとって、トラウマになることというのは様々なことがあると思います。そして人ぞれぞれだとも思います。
人によっては、動物であったり、特定の人であったり、場所であったり、雰囲気などの状況など様々だと思います。
そして、フラッシュバックはいつ起こるかと予測がしずらいことだと思います。
説明の中にある”想起”つまり、思い出すということです。なので、どんなことがあって、その人のトラウマが思い出されるかはわかりにくいと思います。
中には、「もしかしたらこれがキーかも?」というものがわかることもあるかもしれません。
ですが、ほとんどの場合が突然起こることとされています。
そして、フラッシュバックが起こるとその辛い体験がなかなか頭から離れにくいとされています。
では、実際フラッシュバックが起こったときどうしたらいいの?何かできることはあるの?について【後編】でお話ししていこうと思います。
関心のある方はぜひ、次回もご覧くださいね。