Mybestpro Members

横田純一プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

気分の上がり下がりについて【後編】

横田純一

横田純一




今回は、前回に引き続き”気分の上がり、下がり”について、気分が下がる時どうすればいいのか?や気分のバランスを取るコツに関してお話していきます。

人は気分が下がる時、どうしても自己流(今までやってきた自分なりの方法)を試すことが多いでしょう。もちろん、自己流が悪いわけではありません。
正直、カウンセリングにおいてもあなた自身で自己流を探してもらえるようサポートを行います。
つまり結局は自己流を探すのですが、今あなたが持っている自己流でうまく気分の下がりが辛いままだとそれは今のあなたのこころにあったリラックス法でないのかもしれません。

自己流というのも、その時状況やこころの状態によって変わるものです。なので、一回自己流「これでいける!」と思いやすいですが実はそうではないのです。常に今のあなたの状況にあったリラックス法(自己流)を自覚し理解しておく必要があると思います。

まず、気分が下がってしんどいとき私はできるなら”何もしない”ということを一つの選択肢としてお伝えします。何もしないというのは、本当に何もしないというわけではありません。生活していくうえでどうしてもしないといけないことがあると思います。それ以外のこと、つまり「今日一日、これはしなくても大丈夫」となること、例えば無理に運動する、無理に何か学ぼうとするなど”しんどいのに無理にすること”を避けてほしいと思います。
つまり、あなたの生活の中でどうしてもしないといけないことを優先順位で分けていくことにより、いつも使うエネルギーよりも少なく過ごすことが気分が下がった時こそ大切かと思います。”省エネ”なのかもしれませんね。私はしんどい時こそそれでいいんだと思いますよ。

そして、このように気持ちが下がりすぎるとどうしてもイライラや自己嫌悪、不安など取れない緊張感を感じ自分の殻に閉じこもりがちかと思います。
また社会との距離もどんどん遠く感じ始めるとも思います。

私としては、気分が下がりしんどくなり自分なりの方法で楽になりにくい時は、ぜひカウンセリングを使ってほしいと思います。カウンセリングではあなたの状態を話を聴きながらあなた自身がどうしたいのか何ができそうなのかを一緒に考えていきます。そこで、今ならできそうな方法も一緒に考えていきます。
一人で考えずに一緒に考えていきましょう。
中には、カウンセリングを受けていただく中でこちらから、医療からのサポートも受けたほうが良いかもしれませんとお伝えすることもあります。


そして、最後に気持ちのバランスを取るコツとしては~いつもどおりを知っておく~ことだと思います。
このいつも通り(フラット)を知っておくことで「今日は頑張りすぎたな」「今日はまだ元気がありそうだな」と自分の調子を確認しやすいと思います。
そうすることで、気分の上がり下がりにも気付きやすかったり、しんどくなりそうな手前で方向転換がしやすくなるかもしれません。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

横田純一プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

横田純一
専門家

横田純一(心理カウンセラー)

SILIM

傾聴を通して相談者が自身の心を見つめるサポートをします。職場や学校での人間関係、恋愛、将来への不安、子育てなど、話してすっきりしたと思ってもらえるカウンセリングを実施。オンラインにも対応しています。

横田純一プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

相談者が安心して話せる場を提供するカウンセリングのプロ

横田純一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼