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寄り添うとはどういうこと??②<寄り添いながら話を聴く時のポイント>

横田純一

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今回は前回に引き続き”寄り添う”を使いながら相手の話を聴く時のポイントについてお話ししていきます。

おさらいですが、”寄り添う”とは聴く側が感じるのではなく、聴く側の姿勢によって相手が「寄り添ってくれている」と感じるのではないかということでした。

そして、その姿勢についても相手の感情の背景をイメージするのがポイントともお話ししていきました。

ここで思うのです。
相手の感情や背景がイメージするだけで相手は”寄り添い”を感じられるのでしょうか?
中にはそう感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、すべてではないと思います。

聴き方とは、相手によって変わると思います。
10人の話を聴く時、10人それぞれに合った聴き方があると思います。それを私達は普段から自然に行っていると思います。

同じ聴き方だと人はどう感じるのでしょうか?
私は、ロボット(今でいうと”AI”)のように感じるかもしれません。
つまり人間味を感じないということです。

そうなんです、やはり”人間味(その人らしさ)”が大切なのです。いくら聴き方がうまくてもこの”人間味”がないと、相手は確かに話しやすさはあってもその後の「スッキリした」などの感情は起こりにくいと思います。

では、聴く時の”人間味”とはなんでしょうか?
私はいくつかあると思います。
・表情

・声のトーン

・話の間

等々ほかにもあると思いますが、大きくはこの三つだと思います。これらはロボットには真似しにくいと感じます。
その人にしか出せない表情や(共感するときの)声のトーン、話の間がそれぞれあります。

これらが話を聴く時あるとないとでは、話をしている相手にとっては話をしながらの気持ちに大きな差があると感じます。

みなさんがこれからいろんな人の話や相談を受ける際、相手の感情や背景をイメージしながら、あなたらしい表情やトーンを使って聴いてみてください。

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横田純一(心理カウンセラー)

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