SILIMの思い
みなさん、”寄り添う”ってどんなことか考えたことはありますか?
寄り添うという言葉でのセリフとしては、「〇〇さんに寄り添ってあげてね」や「みんなで寄り添ってあげよう」などがあると思います。
言葉では簡単に”寄り添う”と言えても実際するには、難しいと感じる方も多いと思います。
「寄り添いって何するの?」「どんな風にすれば、寄り添ってもらっていると感じてもらえるの?」などといった声も聞こえてきます。
では、実際に話や相談に乗る時、私たちはどうやって寄り添えるのでしょうか?
それには、”寄り添う”時のポイントがあるのだと思います。
それをイメージや理解できればより大切な人に寄り添っていけるのではないかと思います。
それらを含めて今回は、まず”寄り添い”とは何かについてお話ししていければと思います。
寄り添うってとは
ではまず、”寄り添う”について整理していきましょう。
”寄り添う”を調べてみると、「ぴったりとそばへよる」などとあります。
これは物理的な意味だと思いますが、ではこころの面でいうとどうでしょう?
「相手のこころに自分が近い状態」、「そばにいてくれているような」などつまり”共感””親身に””受け止める”といったイメージがこころの面での寄り添うなのかもしれません。
ここで思うのですが、”寄り添う”とは前回お話しした”傾聴”と似ている部分があるのかもしれませんね。
というのも、どちらも話を聴く側の”姿勢”なのではないかと思うからです。
どうやったら”寄り添い”と感じるの?
では、人はどのような時に「寄り添ってもらえたな」などと感じるのでしょうか?
それには、話を聴く側が話をする人(相手)がどんなことを感じているのか・どんなときに・どんな風に・なぜそう感じるのかなどをしっかりイメージできることが”寄り添い”につながるのだと思います。
それはなぜでしょう?
みなさん、こちらが話していることと的が外れている反応や理解を示されると話し終わった後「スッキリしたなー」などと感じやすいでしょうか?
そうなんです。
相手にとって「理解してくれている」「聴いてくれている」と感じることで、こころの距離も縮まり”寄り添い”につながると思います。
だからこそ、”寄り添う”ためのポイントとして「相手の感情や状況を理解し、イメージする」だと思います。
では、寄り添いながら聴くときのポイントのお話を次回「寄り添うとはどういうこと②<寄り添いながら聴くときのポイント>」でお届けしていきます。