SILIMの思い
今回は、よくニュースなどで耳にする”親の介護”についてのお話しになります。
親の介護と聞くと、辛い・しんどい・永遠などマイナスなイメージが多いように思います。
自分も大人になり親の今後のお世話や愚痴など話を聴くことも多くなると思います。その中で、親が言っていることと私たち(子ども)が言っていることがかみ合わなかったり、親がなかなか理解をしてくれないこともあると思います。
その際、イライラや気持ちもぐっと下がりやすいと思います。
では、なぜ人は年を取るとわがままや自分の話を突き通すなどと思われがちなんでしょうか?
これに関しては、はっきりとお答えできません。人の年齢やステージそれぞれの心理というものが存在しているのでここではお話しないでおきます。
カウンセリングでも「親が話を聞いてくれません」「親の世話がしんどくて、感謝がないんです」などといったケースもあります。その際は親の話もお聞きしますが、大切なのはそのような状態で”あなた自身がどう感じているのか”にフォーカスを当てるということです。
カウンセリングはお話に来てくれたあなた自身のことに関して一緒に考えていきます。
ではこのような状況だとあなたはどのように感じるでしょうか?
まず、イライラを感じると思います。やはり話を聞いてくれないのは誰でも嫌なことだと思います。また、「子どもじゃないんだから」「子どもみたいにわがまま」のようにあきれる気持ちもあるでしょう。
他にも様々な状況があると思います。
このような状況だと、その人と会う前も疲れやすかったりドッと疲れが出やすいと思います。また表情が暗くなりやすかったり語気もとがりやすかったりと日常生活にも支障が出やすいと思います。
なので、ここではこのように親が話を聞いてくれない状況や理解をしてくれないなどといった状況であなたはどう向き合っていくことができるのかについて次の【後編】でお届けしていきます。