SILIMの思い
今回は、前回の続きで理解してくれない気持ちとの向き合い方についてお話ししていきます。
前回に、いくつか理解してくれない場面を紹介しました。
ここでも載せておきますね。
「なんでわかってくれないの?」
「みんな、私に興味ないの?」
「一人一人の子どもを見てくれないの?」
「忙しいのはわかるけど、聴く耳だけは持ってほしいのに」
「私は一人なの?」
「誰かに話すことが無駄なの?」
等々あると思います。
このように理解してくれない苦しい気持ちとどのように向き合えばいいのか。
理解をしてくれないと感じる場面は、この世の中では本当に多くあると思います。
そこで、一つ一つ場面ごとの向き合い方をお話するよりも大切にしてほしいことを端的にお伝えしようと思います。
一つ一つの場面でのお話になると、どうしてもあなたがその場面でどうしてほしかったのかなど前後の話などいろんなことを判断しながらお話しることになるので、そこは実際にSILIMにお問い合わせいただき一緒にお話をお聴きできればと思います。
私が大切にしてほしことは~相手に過剰な期待を持たない~ということです。
「え、ショック」「辛い、やっぱり一人じゃん」と距離を感じるかもしれません。ですがそのようなつもりではありません。
みなさんが、理解をしてくれないことでショックなどを感じるのにはある程度の「話したら、わかってくれる」「一人じゃないよって言ってくれる」などのイメージを持って上で他者に相談することが関係していると思います。もちろん、信頼や安心できる人に話すのだからわかってくれると思いますよね。当然な気持ちだと思います。
ですが、相談を受ける側の人たちも人間です。その日によっていろんな感情を持った上であなたからの話を聴くことだと思います。その相手が友人や家族だと余計に、相手が思う感情のままあなたに伝えてくれることもあると思います。
そこであなたは「そんな風に言ってほしくなかった」「もっと真剣に聴いてほしかった」などと、”理解してもらえなった”と感じるのだと思います。
だからこそ、話・相談する=相手に理解してもらえる。ではなく、相談することと理解をしてもらえることは別物だと思うことが大切だと思います。
では相談なんかしたくない、孤独などと余計感じるかと思います。
話・相談することが悪いことではありません!!逆に良いことです。
ただ、相談したから理解してもらえて楽になると思うのではなく、話や相談するときの目標を決めておくと理解してもらえなかったときのショックが小さくなるかもしれません。
どういうことかと言うと、例えば「今日は、愚痴の相談するからただ話を最後まで聞いてもらえればOKにしよう」や「今日は、最後まで話せなくても一つでも解決法が見つかればOKにしよう」などとある程度のゴール点を決めておくことで話したのに、理解してもらえなかったように感じることを少し軽減することができるかもしれません。
人は、一つの行動(相談する)に対して、複数の感情や結果を求めがちだと思います。
複数の感情や結果とは、「すっきりした」「解決法が見つかった」「寄り添ってもらえた」「安心できた」「一人じゃないと思えた」「心強かった」など他にもあると思います。
もちろん、このような結果や感情を求めたい気持ちも理解しているつもりです。
私もカウンセラーの立場でなければ、このような思いを抱きます。
初めから、相談や話をして、すっきしながら解決法が見つかるということは本当に少ないと思います。
期待するのは止められないので、初めから「ここまで話せたら今日はいいや」などとゴールを置くことで必要以上にショックなどを受けずに相談することを続けることができるかもしれません。
世の中過ごしていくのって本当にいろいろありますよね。。。
一緒に考えていきながら、一歩一歩いきましょう^^
一人ではありませんよ