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「さびしい」の穴の埋め方【後編】

横田純一

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今回も前回の「さびしさの埋め方」ひ引き続き【後編】でどのようしていくことができるのかついてお話していきます。

まず、~辛いこと・寂しいことなどでできた穴を埋めることはできない~と私は思います。
とてもショックな言葉だと思いまう。この言葉を聞いて、ページから離れたり「やっぱり当てにならない」と裏切られたように感じる方もいらっしゃるかと思います。

ですが、私は伝えたいです。
ではそもそもさびしいでできた穴は何センチの穴と表現できるでしょうか?何センチのものを用意すればあなたのこころにできた穴を埋めることができるのかイメージできるでしょうか?
こころの中で起こったことを具体的な数字などで表現できるとすれば、すでにみなさんはこころの中で起こることで悩んだり辛く感じることは少ないと思います。

なので、辛い現実かもしれませんがまずこころの中の穴を埋めることは難しいと思います。
「じゃ、私たちはこのまま?」「どうしようもないの」などと思いますよね。当然ですよね。

だからこそここで私がもう一つお伝えしたいのは、~埋めようとせずに、その気持ちを正しく受け入れる~です。
あなたが感じたさびしさは他のもので埋め合わせすることはできません。でもそのままでもありません。
人は良いことだけではなく、辛いこと嫌なことからも学び経験とすることができます。そして歩んでいけます。
そのためにはまず、なぜそのさびしさを感じるのか今のあなたのこころの状態を知り、正しく(増しも減らしもせず)さびしさを感じることで、これから同じようなさびしさを感じすぎることを防ぐことができるかもしれません。
同じことで同じだけ悩まないことができるのは、素敵な力だと思います。

実はカウンセリングもこのさびしさに対応することができます。
以前お話したようにカウンセリングは、話を聴く以外にもあなた自身が今後同じ辛いことがあっても対処法に気付けるよう、モチベーションの上げ方やこころの不調の際できるリラックス法などを一緒に考えていくこともできます。
今回さびしさについてお話していきましたが、さびしいという感情はとても複雑です。だからこそ、ひとりで抱え込まず他の人へ頼ってほしいと思います。

~私はちっぽけだなんて思わないくださいね~

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横田純一(心理カウンセラー)

SILIM

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