SILIMの思い
今回は、前回の「将来が不安」「この先どうなるのか」「定年したらどうしよー」と不安な方へのコラムにある、サブテーマ①【「定年退職」という言葉を聞くだけで、気分が落ち込むver.】についてお話していきます。
まず、定年退職という言葉を聞いてみなさんはどのようなお気持ちになりますか?
中には、焦り・不安・恐怖・プレッシャー・などの感情を感じられるのではないかと思います。
ではなぜ、気分が落ち込みやすいのでしょうか?
それには、先行きの不透明さや働かないといけないというプレッシャー、「やりたいことがないのに、見つかるかどうか」などの不安等の理由があるのではないかと思います。
これら以外にもみなさんにとって、様々な理由などもあると思います。
では、どうしていけばこの気分の落ち込みは少しでも楽になるのか。
私はその気分の落ち込みが一人で悶々としていることであれば、「話す・発信する」というのが一つなのではないかと思います。
あなたの定年に対する不安や焦りなどといった気持ちがどこから来るのかというのを一人で気づくのはなかなか難しいこともあるように思います。
自分の中にある目に見えない不安などは、できる環境があればだれかと共有するというのも大切かと思います。
共有することでたとえ、答えが見つからなくても「話す」ことで一瞬でも気分の回復やすっきり感を感じることにつながるかもしれません。
みなさんの中で、話すなら答えをかならず見つけたいなどといった気持ちがある方もいらっしゃるかと思います。それは当然の思いだと思います。せっかく自分の思いを出すのだから何か得るものが欲しいと思いますよね。
ですが話しても何も得られない、ただ聞いてくれただけだと何も進まないなどと感じ、話すことすらしにくくなると思います。それはなおご自分のこころが苦しいのではないかと思います。
話す=解決ではなく、時には解決のヒントがあるかも?やスッキリしてほかのことを考えやすいなどと思ってみてはいかがでしょうか?
定年というと、年齢的にも今までのキャリアや身の回りの家庭環境的にもなかなか人に頼るといったことがしにくいと感じやすいかもしれません。
もし身近な方にこそ話しにくいという場合は、専門家とお話してみませんか?
客観的にお話をお聴きしながら、あなたの気持ちに寄り添い、どうしていきたいのかなど一緒に考えていくことも可能です。そしてどうやって伝えていけるのかも考えていきませんか?
最後に、気分が落ち込むことが悪いわけではないですからね。
あなた自身をそれ以上責めないでくださいね。