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「学校に行きたくない」などのこどもの気持ち・思いをどこまで尊重する??

横田純一

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みなさん、あなたのお子さんやお友達から「うちの学校に行くたくないっていうねん」や「学校行きたくない」「しんどい」などといった言葉を聞いたことはありませんか?
今日はこのようにお子さんからの思いをどこまで大切にしていく方がいいのかについてお話していきます。テーマとしては、「学校・園への生きづらさ」についてです。


なんで学校に行きたくないの?


ではそもそもこどもはなぜ学校に行きたくない状況になってしまうのか。
それは私にもわかりません。それを感じているのは、子ども自身だと思います。これはみなさんご存じだと思います。
私たち大人とこどもで違うところは、言葉での表現力だと思います。「最近の子はいろんな言葉を知っている」と聞きますが、それでも自分が辛いしんどいときその気持ちを細かく表現することはまだ難しいお子さんも中にはいるかもしれません。

学校はこどもたちにとって社会だと思います。その中での過ごしいろんなことを見たり聞いたり触り、知ることで経験していきます。もちろん、楽しいこともあると思いますが同時にしんどい・ツライ・痛いことなどのこともあると思います。
こどもたちは自分が通っている園や学校・身の回りの世界しかまだ知りません。
身体の調子が悪いなどは熱などで目に見えることもありますが、これがこころの不調となると本人にも周りの人にも見えることができません。
目に見えないことを表現することは大人にも難しいと思いますし、こどもとなるとなお難しいことだと思います。
その中で子どもの必死の言葉のチョイスで「今日、休みたい」「学校行きたくない」「お腹痛い」「しんどい」などとSOSを発しているだと思います。

この原因にはいろんなことがこどもそれぞれの状況で関係していると思います。
個別的にその子に何があったのか判断していく必要もあるように感じます。

何回まで休ませたらいいの?


こどもの気持ちを正直何回まで聞けば。。。という思いもある方もいるのではないでしょうか?「ずっと聞いていたら、甘えになるのでは」「出席日数が」などといった理由もあると思います。
ですが、正直何回という具体的な回数でこどもたちのこころの不調が回復するのはなかなk難しいように思います。
ではどうしたらいいのか。
私がここでポイントだと思うのは、「なぜ、行きたくないと感じるのか」など思いの背景を子どもと一緒に共有することだと思います。
ですが、「じゃ、なにがあったの?何が嫌なの?」などと質問をしても答えてくれるとは限りません。また答えてくれてもそれがこどもの本当の気持ちかどうかはわかりません。

なので、まずはこどもにとって大人(親)との信頼関係(話してもいい、親身に聴いてくれる)が大切だと思います。
「信頼なんて、あるよ!」などと思うかもしれませんが、しんどい・ツライ状態の人は「いつもの状態・今までの状態」がわかりにくい状態かもしれません。なので、初心のように丁寧にこどもの気持ちを聴いていただければと思います。

お母さん・お父さんはすでに本当に日々お子さんのために考えながら過ごされているとも思います。
なので、特別なことはせずにいつも通りを意識してほしいと思います。
こどもたちも大人の「いつもと違う」には敏感かもしれません。

時にはSILIMなどの専門家にも頼ってくださいね^^
一人で抱え込まないでくださいね。

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専門家

横田純一(心理カウンセラー)

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