山田恵子プロのご紹介
ちょっとした労務相談から、日常業務のアウトソーシングまで(3/3)
働きやすい社会保険労務士事務所
「士業の仕事は、世の中の景気の流れと連動するのですが『ああもうダメ』と思った時が、実は追い風だったこともあります。世の中の景気の流れを試練とし、壁を乗り越え、あの時は、いろいろ大変だったけど、実は事務所としての地固めの時期だったと時間が過ぎてから気づくことがあります」と話す山田さん。
2008年のリーマンショック時には、ニュースを見てすぐに、製造業の事業所に休業の助成金について案内したと振り返ります。「その時は『大丈夫』と仰っていた社長様、担当者様などから3カ月後、一斉にお電話をいただき、『前に案内していただいた助成金について詳しく聞きたい』『休業したい』となり、『調整助成金を申請したい』という流れになりました。全ての製造業のクライアント様に助成金を利用していただいた結果、リーマンショックで廃業した会社様は0社。その後、契約を終了した会社様も0件。これはちょっとだけ自慢です。今から思うと、あの時期は事務所の地固めの時期だったのかなと思います」
山田さんの願いは、クライアント様とクライアント様の元で勤務される従業員様に安心を届ける仕事をすることです。「『クライアント様の元を離職された従業員様に早く離職票を届けること』『保険証の再発行に迅速に対応すること』は、特に業務の中でもこだわりのある仕事」なのだとか。一方、迅速に対応することで社労士事務所としてブラックにならないようにしたいと表情を引き締めます。「担当制を導入しつつも、メンバー同士がお互い助け合える体制を整えています。ここからの数年でもっと効率的な仕組みを作れるよう働きやすい環境づくりをいろいろ考えていきたいですね」
今後は、クライアント様にとっての利便性の高さを維持しつつ、働きやすい組織作りに力を注ぎたいと笑顔の山田さん。「もともとうちの事務所は離職者が少なく離職率が非常に低い。特に新卒の就職者の3年以内離職率は、現在0%を継続中です。仕事ととても関係することなので、自社内の働き方や人事の諸制度について常に改善・向上を考えています」と話してくれました。
(取材年月:2019年12月)
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