高低差のある住宅地、傾斜地に家を建てる(家を安全に、安く建てるポイント)
せっかく家を建てるのだから、自分の家の設計は自分でやりたいという人、結構いると思います。
今回のコラムは「自分の家は自分で設計したい」という人に、実現する方法を提案するコラムです。
自分で間取り図をかいてみる
最近理想の家づくりができる間取り作成アプリというものがいくつもでていて、家を建てる人には人気があるようです。
自分が思う理想の家について試行錯誤しながら考えてみる・・・手間は掛かりますがこれは楽しい作業でしょう。
家を建てるということは一生のうちで何度も出来る体験ではありませんから、是非楽しんでプラン作成をして貰いたいと思います。
実際にそのまま家が建てられるのか
ただ、その間取り図の家を建てようとすると、様々なチェックが必要になってきます。
たとえば、
構造的に可能なのか
「地震に弱い家」「風で揺れる家」を建てる訳にはいきませんから、間取りには構造チェックが必要です。
そもそも今の家は木造でも構造計算が必要なことがほとんどですし、そのままの間取りで建てられるとは限りません。
設備設計は合理的なのか
エアコンが取り付けられない部屋、メンテナンス出来ない排水管、なかなかお湯の出ないシャワーなど、設備設計がちゃんとしていないと住みづらい家になってしまいます。
水廻り、空調などの設備設計は要チェックです。
このような点を確認する必要があります。
また「間取り作成アプリ」は「高さ」に関する情報設定が希薄ですので、部屋ごとの天井高さや階段のサイズなどについてはあまり細かく指定できないものがほとんどです。
当然スキップフロアやロフト、床下収納なども苦手にしています。
建築士と一緒なら出来る
そもそも家を建てるときに必要な確認申請ですが、一般人が設計者として出すことは現実的には出来ません。
(小さな小屋とかであれば可能かもしれませんが)
自分で家を設計しても、確認申請では建築士に依頼をする必要があります。
間取りは自分で作成。理想の家を設計する
それと合わせて、
間取り図面のチェックと確認申請は建築士に依頼する
という作業分担行うことで、
自分で設計した理想の家
が実現できるようになると思います。
「自分の家は自分で設計したい」という人は、建築士に相談してみてください。
御連絡お待ちしております。



