リビングバルコニー、ルーフバルコニー、屋上のある家を設計します
屋上緑化、屋上庭園のある家についての定期報告です。
前回はこちらになります。
屋上緑化、屋上庭園。実際に5年住んでみました。
・・・まず、最初に言い訳ですが、最近、屋上の芝生の手入れをサボっています。
芝刈りについては・・・今年になって一度もやっていません。。。
その上で、現在の屋上の芝生の状況はこちらです。
雑草が伸び放題になっています。
ちなみに、芝生を植えた直後の様子はこんな感じでした。
・・・全然違いますね。
再度、今の状況はこちらです。
雑草の少ない屋上と言っても、半年以上放っておくと、こうなってしまいます。
ただ、いくら雑草が生えても、特にトラブルがある訳ではありません。
防水も断熱も、全く問題ありません。
雑草だらけの屋上ですが、最近は普通の傾斜屋根にそのまま雑草を生やす「草屋根」というものもあるくらいですから(イメージ検索すると結構出てきます)、とりあえずこの状態も「自然を取り入れた庭」と言えなくもない、のかもしれません。
草屋根と違い、「屋上緑化・屋上庭園」は屋上で遊ぶ家ですから、今までにいろいろと屋上を活用してきました。
夏にはスイカ割りもしました。
秋には芋掘りもしました。
空豆も育てました。
この14年間、緑のある屋上はいろいろな遊びを提供してくれました。
屋上緑化・屋上庭園のメリット、デメリット
屋上緑化・屋上庭園のメリットについては過去にも書いていますが、
◇外からの視線が気にならない、都会向きの庭園
◇風通し、日当たりが抜群に良い
◇地価の高い都会では、貴重なフリースペース
など、普通の庭にはない特長があります。
反面、デメリットについて考えると、最大の欠点は、
◆施工費用がかかる
ことでしょうか。
しかし、施工費用コストがかかるといっても、元々防水性の高い鉄筋コンクリート造であれば、追加費用はそれほど高額にはならないと思います。
もう一点、注意してほしいことととしては、
「屋上を活用するなら、家は水に強い構造を選ぶこと」
ですね。
個人的には、木造住宅での屋上活用は
「構造上”揺れ”が大きく、防水に不利」
「漏水時には構造上致命的な欠陥になる可能性がある」
と、リスクが大きいので、推奨しておりません。
屋上緑化、屋上庭園については、気になっている人も多いようですが、実際に住んでいる人からの報告となると、あまり見かけることがありません。
屋上緑化、屋上庭園のある家に「実際に住んでみた」実感について、これからも報告していきたいと思います。
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家を作るときに考えて欲しいことについて、こちらのページに纏めてみました。
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