オフィスを賃貸マンションへリノベーション
賃貸マンションの空室対策に、内装のデザイナーズ物件化をおすすめします。
今回おすすめするのは、「単身者向け賃貸マンション」の1室を対象とした「デザイナーズ物件リフォーム」です。
建物全体を建築家が設計した「建物全体がデザイナーズマンション」ではありません。
私は今までの経験から、賃貸物件を探して居る人、特に単身者の行動様式をみて、以下のような物件が求められているのではないかと考えています。
◇物件は差別化が大事
今の賃貸物件探しは、不動産屋さんに行かなくてもネット検索で情報が溢れています。
部屋探しをしている人は、「値段」「広さ」「築年数」などで検索し、充分知識を得た上で部屋を選んでいます。
そうなると、「値段」「広さ」「築年数」以外の物件の差別化を行わないと、まず、選択肢として目に付きません。
◇一生住む物件を探しているのではない
単身向け賃貸は一時的に住む住居です。
ローンを組んで購入する住居、資産となる不動産物件ではありません。
従って物件を選ぶ側は、ある程度「冒険」も可能です。
手堅い実用性より見た目のデザイン性で選んでも、あまりリスクはありません。
◇見栄え重視です
今時ですから、引っ越したときにインスタグラムなどで、友達にも自慢できる物件に住みたいという人は多いと思います。
若年層が一人で住む家だからこそ、友達がきても自慢できる、センスのある物件が高評価です。
◇万人にうけなくて良い
物件探しでは、同条件の物件を幾つも内覧しますから、殆どの部屋が同じインテリアであることに飽きがきています。
他の部屋とは違う「唯一感」は大きなアピールポイントになります。
※写真は三和カンパニーのミニキッチンです
また、デザイナーズ物件については、オーナー側にも以下のようなメリットがあると考えています。
◇住む人が良い人
住居にこだわりのある人が選ぶ部屋ですから、比較的大事に部屋を使ってくれると思います。
◇家賃で有利
「値段」「広さ」「築年数」とは別の価値観で選んでもらえますので、家賃設定が有利になります。
特に「築年数」が古くても、大きなデメリットにならなくなります。
◇ネット検索でも目立つ
デザイナーズ物件は特別感があります。
検索キーワードに「デザイナーズ物件」が入っていることもあり、ネットでも物件が目立ちます。
※アクセント壁紙を使った部屋
すべての賃貸住宅の部屋がかっこいいデザイナーズ物件であれば、こういった物件は全然目立たなくなるのかもしれません。
しかし今は、ちょっとこだわりのデザイナーズ物件は、空室検索でも殆どありません。
(決まりやすいから残っていない可能性もあります)
賃貸マンションの空室対策には、内装のデザイナーズ物件化をおすすめします。
特に築年数がある程度経って、リフォームを入れようかなあと思う物件であれば、一層効果的だと思います。
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