家で業務用キッチンを使いたい【キッチンにこだわった家作り】
家作りの中で、キッチンを重視する方は多いと思います。
最近の家の特徴として、キッチンは「リビングから見える」位置にあることが多いようです。
家族が集まる場所にあり、お客様からも目に入る位置にある・・・キッチンは「家の顔」と言えるかもしれません。
どんなキッチンにしたいのか・・・家を作るときには、いろいろな夢や希望があると思います。
食事をする風景を思い浮かべながら夢を具体化していくのですが、キッチンは「料理を作る」という実用設備、夢ばかり追っていては使い勝手の悪いものが出来てしまいます。
そこで今回は、キッチンを作るときに気をつけて欲しいことを書いていきます。
※写真はPanasonicの3連コンロのキッチンです。
この形はPanasonicだけではないでしょうか。
3つのコンロが並列で並んでいますので、同時調理のときには便利だと思います。
◆掃除について考えておきましょう
御存知のように、料理していればどんなに綺麗なキッチンも汚れます。
料理をする＝油汚れ、水を使う＝カビ、水垢など。キッチンの汚れは、落ちにくいのが特徴です。
キッチンを綺麗に保とうとすれば、掃除をしやすい構造にしておくことが重要です。
そのためには、なるべく「隙間」や「溝」「凹凸」を作らないこと。
どんな素材であれ、なるべく1枚で構成されているのが望ましいですね。
水や油の飛び散る可能性がある壁面にも注意して下さい。
このような場所には、汚れの拭き取れる素材（キッチンパネルなど）がおすすめです。
タイル張りのオーダーキッチンなどは、デザイン性は高いのですが、綺麗に保つために掃除を欠かさない「覚悟」が必要です。
◆換気について考えておきましょう
換気扇の能力は、とても重要です。
換気量が充分であることはもちろんですが、コンロの上の空気を残さず吸い込むためには、位置や高さ、フードの形状も重要になってきます。
特に注意して貰いたいのはアイランド型キッチンです。
換気扇が壁付にならないため、上手くコンロからの空気を吸い込まないことがあります。
換気扇の能力不足は、リビング全体に臭いを拡げてしまいます。
このあたりは充分に検討しておいて下さい。
※換気扇もデザイン性の高いものが増えてきました。写真は大手レンジフードメーカー、富士電機の製品です。
◆パントリーがあると便利です
パントリーとは、キッチンの「次の間」。収納庫として使うスペースです。
このスペースがあると収納に便利。買い置きやまとめ買いにも便利。
リビングからの目隠しにもなりますので、キッチンをスッキリ見せたい場合にも有効です。
キッチン廻りには、カセットコンロやミキサー、たこ焼き器、ホットプレートなど、収納するモノが溢れています。
パントリーがあれば、何かと重宝すると思います。
※※※キッチンに関するコラムは、こちらも参考にしてください※※※
キッチン選びのポイント【神戸、芦屋、西宮で建築士と注文住宅を建てる】
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