住んでからわかる失敗、イライラポイントとは【シャワーに関する不満】
今回は、家を建てるときにかかる諸費用についてのお話です。
建築施工の本体工事費については、
【5】見積編
に書きましたし、ローコスト住宅についても、
設計事務所の考える住宅価格・・・ローコスト住宅について考える
こちらで書きましたので、今回はそれ以外の費用、諸経費について書いていこうと思います。
まず最初は、外構費用です。
隣地とのフェンス、門扉、庭、外部水栓などがこれにあたります。
場合によっては、外部物置や駐車場、ガレージシャッターなど・・・結構、費用のかかるものもありますね。
こういうものについては建築工事とは別にした方が、税務、法務上、スムーズにいくことが多いので、同じ施工会社が施工するときでも、別途契約とすることが多いですね。
・・・このあたりの工事手順、裁量は微妙な話なので、また別の機会にお話しします。
その他、部屋の内部に必要な費用として、カーテン(カーテンレール)、エアコン、照明器具などの購入、取り付けがあります。
最近は、ロールスクリーンやブラインドを使う家も増えてきました。
通常のカーテンより少し高めですが、部屋がスッキリするのでおすすめです。
カーテン(カーテンレール)、ブラインドなどは、家一軒分をオーダーすると20万円以上になることも多いと思いますので、この費用を新築時の予算に組み込んでおいて下さい。
写真はオーダーカーテン会社、ジャストカーテンから(HP)。
ここのショールームはHDC神戸内にありますので、家を新築される方は覗いてみても良いかもしれません。
(価格的にも手頃だと思いました)
家具については、住む人次第ですね。
高いものは高い、安いものは安い。
設計段階から作り付け収納、ウォークインクローゼットなどを増やして、収納家具を極力置かないようにするというのも良いかもしれません。
部屋もすっきりしますし、地震対策の点でも有効です。
照明器具、エアコンの費用もかかります。
これらのものは施工会社でも斡旋販売していることがありますので、大手量販店などと比較した上で、選べばいいと思います。
デザイン性を重視するなら、設計した建築士にお願いして選んで貰うことも可能だと思います。
その他に考えられるのは、電気設備関係でしょうか。
TVアンテナ(BS、CSなど)、電話、インターネット引き込み、ホームセキュリティなどですね。
インターネット関係の工事費は、プロバイダなどで「工事費無料」キャンペーンをやっていることが多いので、うまく活用してください。
次に、税務、手続き費用関係について。
家を取得したときにかかる税金として、不動産取得税があります。
そして今後、固定資産税が毎年かかることになります。
これらは家の大きさ、土地の広さによって大きく金額が変わりますので、建てる前に大まかな金額を調べておいた方が良いかもしれません。
(どちらも、住宅では控除・軽減される大きさが決まっており、そのラインを超えると一気に高額になるようです)
その他にかかる費用としては、住宅ローン実行時の手数料・保証金、火災保険や地震保険、登記費用などがあります。
これらも数万円~20万円くらいかかることがありますので、予算を確保しておいてください。
そして、最後は引っ越し費用ですね。
初めて家を建てるときは解らないことも多いかもしれませんが、施工会社や建築士などに相談すれば、概算金額などについて教えて貰えると思いますので、それらを参考にしてください。



