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森本薫樹

問題解決型リフォームのプロ

森本薫樹(もりもとしげき) / 一級建築士

株式会社リフォーム計画室

コラム

お風呂をユニットバスへ その1

2011年11月10日 公開 / 2020年5月20日更新

テーマ:和室をなくして広いリビングに+水廻りリフ

コラムカテゴリ:住宅・建物



須磨の戸建て住宅リフォームです。
今日からお風呂を解体してユニットバスを新設します。

これまで大切に使われてきたお風呂も今日でお役御免です。(長い間ご苦労様でしたm(__)m)





まず入口のサッシと壁を取り外し、次に床のタイルと下地のコンクリートを撤去します。
(ユニットバスはひとまわり小さくなりますので、今回新しいお風呂を洗面所側へ少し広げることにしました。)

壁のタイルはユニットバスがギリギリ納まる内法寸法だったので、そのまま残すことにしました。





浴槽と床下の土(床のかさ上げのために埋められていた)をすべて撤去しました。
給水・給湯と排水の配管は、新しいユニットバスの位置に合わせてルート変更しています。
今回はお風呂に追い焚き機能は不要とのことでしたので、設備配管はこれで完了です。
※追い焚きありの場合は、お湯の循環パイプ(ペアチューブ)の配管がここに新たに加わります。

土に何本も刺さっている棒は、これから下地のコンクリートを打設するときの「高さ」の目印です。






下地のコンクリートを打設します。
排水勾配は必要ありませんが、この上にユニットバスを組み立てますのでコテで水平にならしていきます。

これでユニットバスの受け入れ準備は完了です。
明日1日コンクリートを乾燥養生させて、明後日いよいよユニットバスの設置を行います。
(一連の流れをまとめて書きましたが、実際は2~3日かかります。)





余談ですが、お風呂を解体してみて新たな事実が分かりました。
お風呂と廊下の間の壁と、廊下の床を支える土台が、お風呂から流れ出たお湯によって腐っていました。
実際に廊下の端っこを歩いてみると、床がフワフワと上下に動いているのが分かります。

このままだとあと数年で床が抜け落ちていた可能性があります…
お施主様にもご確認いただき、後日廊下側の床をめくって補強することになりました。

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