子どもの躾に悩む前に。
リトミックから始まり、ピアノリトミック、そしてそのままポトフクラブにてピアノレッスンを楽しまれている5歳になるS君。
ママのことが大好きで最初の頃はレッスンにいらしても、泣いてママの引っ付きむしさんになっていたけれど、いつの頃からか楽譜をしっかり読み取り、お指の形やリズム、音の 響きにも意識を向けてピアノにむかうことが出来るようになりました。
勿論今でもママの事が大好きで、時々ベッタリモードになる事もありますが、それをご自身でよくわかっていらっしゃいます。
レッスン中、甘えんぼモードになり、ぐずぐずスイッチが動き始めると気を使われたママが、お部屋を抜けられる事があるのですが、とたんにスイッチはレッスンモードへ。
ぐずぐずモゾモゾはどこへやら意欲たっぷりにレッスンへ集中!
途中でママが戻られても、その集中力は切れることなく1時間レッスンもあっという間。
そして、「ママが帰ってきてからも出来てたでしょ。」と茶目っ気の中に誇らしげな表情を覗かせて仰います。
自分のことを振り返り、気持ちを整理し、受け入れて納得したうえで次の行動に進む。
育っているのは「自己肯定感」
ピアノだけでなく生きていく上でその主役となる自分を自分自身で認めていく力。
その「自己肯定力」を育むために講師として何が出来、何が必要なのかを、いつも模索しながら私自身も振り返りと整理を繰り返しています。