コンビニが介護事業
福祉人材確保の起爆剤となるか?
厚生労働省は少子高齢化と人口減で人手不足が懸念されている
福祉人材の確保に向け、介護福祉士や保育士などの資格を一本化する
検討に入った。
というニュースが舞い込んだ!
実現までには、まだまだ越えなければならないハードルがあるようですが、
これが実現すると、介護施設と保育施設の共同運営が、可能となり
それぞれの人材確保がしやすい環境が生まれてきます。
しかし、保育士の場合、今後の少子化で大幅に人員を増やせば将来過剰
となるため、厚生労働省は介護施設、保育施設、障害者施設を1カ所に
まとめられるよう規制を緩和したうえで、介護福祉士や保育士など専門職種で
分かれている資格を統合し、1人の職員が子育てから介護サービスまで提供
できるようにする仕組みを検討することにしたようです。
もし、現実になるなら、私は、介護・保育・障害の総合施設をお勧めしたいと
思います。これこそが、地域密着型サービスであり、介護だけでなく、地域に
お住いの方々の生活を支えるライフラインとなることでしょう。
益々介護現場での人材確保は、更に容易ではなくなりますので、子育て世代の若い
人材確保が求められてきます。すでに施設内保育園など、企業努力で運営を
図り、人材確保をされている施設も多いようですが、不十分であることには間違い
ありません。
どう考えても人材不足は、否めない状況で、これからもこのような発想が生まれ
るなど、介護・福祉事業の転換期がやってきていることに気づかなければならない
と思います。