どうなる?介護保険制度改正2015 【通所介護編】
9年ぶりの引き下げ!3%を軸に!?
いよいよ、来春の介護保険改正に向けて、介護報酬の見直しが議論されて
きました。今回の対象は、特別養護老人ホームと通所介護??
通所介護事業においては、今回の改正で要支援者の介護保険からの
切り離しで、見通しが立たない状況に更に介護報酬の引き下げ!
理由は、収益率が高いという判断ではありますが・・・
困ったものです。
ここ数年、小規模デイサービスを中心に通所介護事業者が増えてきたことは
事実ではあります。また、収益率の向上には、小規模デイサービスが高収益率を
示したので、全体的な通所介護の収益率が出たのではないかと推測されます。
恐らく、訪問介護事業所も含めた、事業所の精査(生き残り戦争)がが始まる
のではないかと思います。
逆に考えると、この生き残りに勝利すると大きく事業展開が望めるのではないかと
思います。なぜなら、今回の改正における目的の一つである「地域包括ケアシステムの
構築」がいよいよ具体化されることになります。
「高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるようにするため、介護・医療・生活
支援、介護予防を充実させる」
その仕組みの中の「介護・介護予防」を担う事業所になることを目標にして参りましょう!
必ず、お客様から選ばれる時代となります。
そのためには、全ては「人(職員)」です。
職員が楽しんで働ける環境を作り上げて参りましょう!
介護事業コンサルタント オフィス松本