ウェイトシフトは右から左とは限りません

ウェイトシフトは、右から左とは限りません。
スウィングの分析
右⇒左のウェイトシフトが苦手なOさんの場合

通常、ウェイトシフトといえば『右に載って、切り返しから左に移る』と言われます。
しかし、そのウェイトシフトが苦手な方もおられます。
何度もご登場いただいているOさんもそのお一人です。
Oさんには、『左股関節』を中心にした『左軸でのスウィング』を指導し、今回それの確認を行いました。
では解説していきましょう

ご覧になってお分かりと思いますが、軸は赤い線の所から動かしていません。
1も2も、セットアップの位置＝インパクトの位置に合わせて回転軸を作っているのです。
だから左右に移動することによる『ブレ』がなく、白い枠で囲った手の甲とフェースの向きも一致しています。
切り返しからのタメは素晴らしいでしょう？

3では赤い線に沿って体が廻っています。
だから黄色い矢印で示したように、ひざが押し込めているのです。
左右に体重移動していた時は、軸が右に残りかち上げるようになっていましたが、4ではかち上げはほとんどみられません
いいしなりをしていますね！

最後まで赤い線を軸に廻っているのが良く分かると思います。
またグリップエンドもスウィングセンターの前にあります。
この左軸でのスウィングができた時は、以前のようなプッシュスライスは激減しました。

ドライバーに苦手意識を持たれていたOさんですが、こうやって成功体験を重ねていけば却ってドライバーは得意クラブになると思います。
得意クラブになるよう指導いたします。Oさん一緒に頑張っていきましょう！