足の裏で地面をつかめば、スウェイは防げます

深田洋史

深田洋史

テーマ:初心者のためのゴルフレッスン

今回は、6月にお越しになっていたのにずっと解説を忘れていた、静岡は『さんせい茶園』の福田謙太さんです。
福田さん、忘れていました。申し訳ありません。
福田さんは、静岡でさんせい茶園というお茶のメーカーを経営しておられ、まだゴルフを始めたばかりですが、社内に室内練習機を置くなど練習熱心な方です。
なかなかレッスンを受けに来ることができないので、急にうまくなることはありませんが、少しずつ、一歩ずつ上達されて行っています。
では解説していきましょう。
*通常は3枚ずつですが、今回は4枚ずつの方が分かりやすいつながりでしたのでそうしてあります。

1から4までの手の位置がほとんど同じなのが分かりますか?
手の高さが変わらないのに、ヘッドだけがどんどん向こうへ行っていますね?
これは1の黄色い矢印で示した膝の伸びからくる腰の逃げ(廻り過ぎ)=黄色い線によって、手首が遊んでしまっているからです。
これを抑えるためには、セットアップ時にしっかり両足にウェイトを載せ、右足の親指で地面をつかむような感じで立つといいでしょう。
足の裏にウェイトを載せるドリルは、簡単に言ってしまえば『両足でジャンプして、ドンっと着地する』です。
そうすると、しっかり足の裏にウェイトを感じることができるようになります。

5では行き過ぎたヘッドが遠回りしてインサイドアウトに下りてきています(黄色い矢印)
6・7・8と黄色い矢印方向=地面に対して垂直=体の軸に対してインサイドアウトに動いています。
だからどの画像でも下半身は動いておらず、手だけが動いています。
これもトップで膝が伸びきっていることから来ていますね。
シミュレーターでは右に飛び出し、スライスする様がはっきりと出ていました。

9から12までは、後方からの画像なので少し見にくいですが、10の白い枠で囲った部分のを見て頂けば、体の回転(スウィングセンター)よりグリップの方が先行しているのが分かると思います。
そのため左へ振り抜けず、11のように右へ押し出しています。
そうすると12では青い線で示したように、右に体重が残ってしまいます。

福田さんは、なかなかレッスンが受けられないので自分で頑張っています。
これはとても大事なことで、しょっちゅうレッスンを受けられる方も自学は必要です。
そして上手くいかなかったところをレッスンで直してもらうということもまた必要です。
この後のラウンドを動画で見せてもらいましたが、努力の跡はちゃんと出ていましたよ(笑)
まだまだ伸びしろだらけですから、今後も頑張って下さい。

皆さんもご自身のゴルフが上手くいかない原因を知りたかったら、そしてそれを直したかったら是非オーシャンゴルフアカデミーをお訪ねください。
まずはお気軽に無料体験レッスンにお越しくださいね。

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深田洋史(スポーツインストラクター)

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