癖は大切な個性かもしれませんよ
スウィングの分析
しゃにむに飛ばそうとしなくても、スコアが出せることに気づいたOさんの場合
Oさんはゴルフを始めてまだ8ヶ月しか経ちませんが、既に100も切り、今は80台にチャレンジしているところです。
しかしなかなかドライバーショットが上手くいかず、悩んでいました。
ところが前回、太平洋クラブ有馬コースを廻った時に『?そんなにシャカリキになって飛ばそうとしないでも、ボギーなら獲れるんじゃないの?』ということに気づきました。
89というスコアは、17ホールがボギーで1ホールでパーが獲れれば出るスコアなのです。
今までOさんは、シャカリキになって飛ばさないといけないとおもっていたところが、実はそうではないんだとご自身で気づくことで、スウィングから力みが取れ、素晴らしいショットを放てるようになりました。
だから今日の解説は、このコラムをご自身のスウィングの参考にされている方には面白くないですよ(笑)
だって修正するところがほとんどなくて、褒めるばかりですから(笑)
まぁとりあえず、いつものように解説していきましょう。
1では力みがないので、きれいに左肩が右股関節の上に載っています。
また左手の甲とフェースの向きが一致しています。(白い枠で囲った部分)
2では黄色い矢印で示した右ひざが、前は伸びてしまっていたのですが、今回は余裕があります。
だからトップでシャフトが逆しなりするほど振りかぶっておらず、自然に3の切り返しにつながっています。
3では右手は前(重力に対しては下向き)に押せており、ひざはしっかり左への送り込む準備ができています(緑の矢印)
4はほぼ完璧です。
ウェイトの動き方y6あ回転方向。それにヘッドの向きも動く方向も直すところがありません。
だから5では、ダウンスウィングの最初で既にシャフトがしなっています(黄色い矢印)
6では1のミラーで、白い枠で囲った部分の手の向きとフェースの向きが一致しています。
また下半身の回転も言うことなしです。
7ではシャフトは立って下りてきており、ウェイトも左股関節の上まで動いています。
8では見事な左の壁ができ、クラブの動きも完璧と言っていいでしょう。
ただ、9では黄色い矢印で示した右ひじが絞られ過ぎており、そのせいで少し左肩が浮いてしまっています。
10では9での左肩の詰まりから、左手のひらがやや斜め上を向いています(白い枠で囲った部分)
11ではしっかり左にウェイトが載ってスウィングができています。
しかしやはりここでも9の詰まりが影響して、少しすくい打ちになっています。
その結果、12では左足のかかとが浮いています(白い枠で囲った部分)
いかがでしたか?
ゴルフにおいてメンタルな部分というのは、大変大きな意味を持っています。
このOさんのように、『飛ばさなくてもいいんだ!』と思うだけで、スウィングはこれほどのびのびしたものになります。
外科(クラブ)、内科(スウィング)だけでなく、心療内科(メンタル)のサポートも致しております。
もしゴルフのことでお悩みでしたら、是非オーシャンゴルフアカデミーをお訪ねください。
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