ウェイトが残りがちだったKさんですが、手の使い方をレッスンしたら上手くできるようになりました

2019年5月29日公開 / 2021年3月1日更新

テーマ：ウェイトシフトを上手にできるようになるに

コラムカテゴリ：スクール・習い事

スウィングの分析
ウェイトが残りがちだったレフティーのNさんの場合

Nさんは、トップまでは素晴らしいのですがダウンスウィングでウェイトが左に残ってしまい、プッシュアウトや引っかけが出ることがありました。
今回はそのくせを直すため、すずらんゴルフ場（神戸市北区　しあわせの村内）でショートコースでのラウンドレッスンを行いました。
では解説していきましょう。

1から3までをご覧いただくと、ウェイトも左に乗り、クラブの軌道もほぼ文句なしであることが分かります。
特に2では、クラブが上がり切る前に下半身が回転を始めています。

4ではしっかりと左手を前（重力に対しては下向き/前傾姿勢に対して前）に使えています。
そして5ですが、以前はここで手を下（前傾姿勢に対してインサイド）に向かって振っていたため、緑の矢印で示したような膝の使い方ができず、ウェイトが左に残っていました。
しかし今回はしっかり左手を重力方向に対して下、前傾姿勢に対しては前に使えているため、下半身がしっかりと動き、6ではきちんとウェイトが右に乗っていっています。
ここが今回修正した最大のポイントです。
これができるようになって、Nさんはウェイトシフトが上手くできるようになりました。

7の紫の矢印で示した右ひじは、余裕を持ってクラブを押せており、シャフトのしなりも素晴らしいです。
ただ8では少し左肩が落ちています。これはどうしても球を上げたいという意識が働いて、少しあおってしまうからです。
しかし9を見れば分かる通り、しっかり右に乗っていますから大した問題ではありません。

10では少しインサイドに引っ張っているように見えますが、グリップエンドはスウィングセンター（喉仏の下、鎖骨の間）にあり、ヘッドのかぶりは11で見える通りNさんの癖です。
12ではきれいにフィニッシュが取れていますね？

いかがでしたか？
上手くウェイトシフトができない。
そんなお悩みをお持ちの方でも、意識しやすい部分を修正することで本当に直したい部分を修正できます。
難しいことを難しくするのではなく、できるだけ分かりやすくできることから修正していく。
それが私のレッスンです。
もしゴルフのことでお悩みでしたら、是非オーシャンゴルフアカデミーをお訪ねください。
スウィングでもクラブでもご相談に乗らせて頂きます。